どうぞ、お好きなSNSで拡散して下さい

【通称ナンギン】埼玉県ナンバーワンの盛り場はプチ歌舞伎町状態!大宮駅東口「南銀座」を歩く(2009年)

<2ページ目を読む

大宮駅東口の繁華街「南銀座」。かつては映画館なども立ち並び、北関東の中心街としての地位を確固たるものとしていたはずの場所だが、今では風俗産業とチンピラと中国人だらけのDQN歓楽街と化しているという、人間サファリパークだ。今でも南銀座の入口には往時の姿を偲ばせるレトロなアーチが残る。

大宮東口の繁華街の衰退が指摘されているが、それは人が東京都心に流れるようになった事に加えて、JR大宮駅構内がオシャレで巨大なエキナカショッピングモールとなって、所謂「お上品な」市民が大宮駅から一歩も外に出なくなってしまった影響も強い。

見事にスイーツ(笑)の街と化した大宮駅のエキュートと、雑然とした東口駅前の繁華街とはまるで正反対の存在だ。つまり大宮駅の中と外で棲み分けが進んでいるという事だろう。

県道164号(旧中仙道)側から南銀座に入ると、飲食店に加えて外国人パブやキャバクラの店舗が相変わらず多い。この通りを歩くとやたら中国語をしゃべる女性を見かけるが、彼女らもこの街のどこかで夜のお仕事に務めているのだろうか。

大宮南銀座の中国人パブはおよそ約80店舗程あると言われていて、池袋や新橋といった都内の新興チャイナタウンとは違った中華圏が成長しつつある。既に飲食店テナントの入る雑居ビルの多くは中国、韓国、フィリピン人だらけ。

そんな南銀座一帯の中でもとりわけ怪しすぎる路地がひしめくダークゾーンが、繁華街の真ん中に広がっていた。夥しく乱立する飲食店やクラブ、パブの看板はまるで中国さながら。

路地裏にひしめく飲食店の看板や店構えを注意深く観察すると、その多くが中国人に関わるものであることが分かる。日本に増殖する中華街、既に池袋どころか大宮まで占拠してしまっているようだ。恐るべし爆食の国・中華人民共和国。

昼間でこそ静かなものだが、これが夜になると路地にはいかにも肌をさらけ出した衣装を着た中国パブのママが大量に現れ、猫なで声で「お兄さん、一緒に飲むアルヨ、5000円ぽっきりネ」などと客引き合戦が繰り広げられるというのだから、半端なくカオスである。

路地の奥の袋小路にもまんべんなく中国パブと思われる店舗が詰まっている。昼間は中国人のお姉さんではなく、野良猫が我が物顔で街を歩いているだけ。

「紫禁城」「夜来香」など、見るからに中国パブだと分かる店もあれば、日本人経営か?と思わせるごく普通の外観の店もある。

大宮イコール中国人パブと思ってしまうが、ロシアンバーまであったりして意外に多国籍っぷりが際立つ南銀座の飲食街。どうせ埼玉だからと思って侮ることなかれ。

時折ヤクザっぽいいでたちのお兄さんも通りがかるアンダーグラウンドな空間だ。薄暗い路地裏を通りがかるだけでも、何とも言えない瘴気のようなものが肌を触れる。

路地裏から県道方向への抜け道には一軒の大衆酒場だった古い木造建築と家屋が並んでいた。その背後にはオフィスビルが迫っている。戦後の面影を強く匂わせる物件がそこかしこに残った大宮駅東口も、少しずつ街が変わっている。

久しぶりに同じ路地裏を訪れると、見事にオンボロ木造建築が解体されてしまっていたのだ。その向こうには高島屋の建物と、手前にあるレトロ廃屋の姿が見える。

高島屋のある付近は空襲に遭って土地の権利関係がムチャクチャになってしまっているせいで、思うように都市開発が進まないそうだ。こんな所にも残る「戦後のドサクサ」。


The following two tabs change content below.
東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
トップへ戻る
Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.