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大森駅東口「大森銀座商店街」と周辺の怪しげな飲食街

駅前がいきなり山と坂に囲まれた大森駅山王口と比べて、ひたすら真っ平らな大森駅東口。駅から線路を挟んだ両側でこれほど街の様子が違うような所も、そうそう多くはない。

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大森駅東口を降りるとスイーツ臭全開の駅ビル「アトレ」がそびえている。蒲田とかもそうだが、駅周辺の雰囲気など一切考慮せずになんでもかんでも駅ビルやエキナカやらをスイーツ化するのも大概にしてくれと思う訳だが、一歩外に出ると戦後のドサクサのようなバラック店舗群が連なっている。

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駅からしばらく線路沿いに南下すると、アーケードつきの立派な商店街「ミルパ」の入口に辿り着く。本来は大森銀座商店街というのだが、1987年の商店街の改装をきっかけに、オウムのホーリーネームかと思うようなけったいな横文字を採用している。

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商店街の中はまあごく普通の雰囲気ではあるが、チェーン店が多く個性に乏しい。狭苦しくも繁盛している西口の山王口商店会と比べてもどこか寂しい感じが否めないのだ。そしてオッサン率が妙に高く、どこかしら蒲田みたいな雰囲気だ。

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どうも蒲田臭いなと思っていたら、商店街のど真ん中にこんなご立派な大衆酒場「富士川」がそびえていた。食堂と大衆酒場の2店舗を経営していてでかい店構えはこの街の飲んだくれを懐広く受け入れるキャパの広さを感じさせる。

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商店街のアーケードを外れた南側一帯には、まさにオッサンの為のやさぐれた繁華街が広がっている。周囲を目新しいマンションが侵食する中で、図太く昭和の街が生き残っているかのような一角。

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飲食店やスナックも多いが、当然のごとく韓国系やフィリピン系の店も多い。このへんもおおむね蒲田と共通している。

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こんなやさぐれた街には古ぼけた老舗喫茶店が似合うとばかりにコーヒーの香りを放つ「珈琲亭ルアン」の建物。地元のオッサンオバハンしか来ないようなガチ本物な昭和の喫茶店といったところか。

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そんなルアンの角から一本内側の路地に入ると、そこも待ってましたとばかりに大量の居酒屋や飲食店の看板が連なる夜の街。きっと山王の高級住宅街に住んでいるお洒落セレブさんもあまり近づかないのだろうか、道を歩く人種もどこかしら違う。

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路地の一角には「大森飲食街ビル」という極小スナックが密集する飲み屋街がある。立地からしても戦後のバラック酒場を寄せ集めた感が強い。

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鄙びた昭和の飲食店街を突き進むと線路沿いには公園があって、ホームレスさんが御休憩あそばされている。

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時代錯誤的なスナックの看板がそそる大森駅前の路地裏風景。ある意味小奇麗になりすぎた山王口の「地獄谷」よりも色濃く昭和の風景を残しているように思える。

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こういう場所にまたもやフィリピン国旗が貼りつけられている。大森・蒲田のフィリピン人密度の高さは京浜東北線沿線でも赤羽や蕨あたりと匹敵するのではなかろうか。

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スナックや居酒屋ばかりかと思ったら、古ぼけたアパートのような雑居ビルにも怪しげな飲食店が入居している。

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キャバクラや中国エステがやたら多い大森駅東口だが、蒲田と並んで違法店舗が多く取り締まりのいたちごっこが続いているそうだ。

お約束どおり「オニイサンマッサージキモチイイヨ」と客引きをする中国人女性が夜な夜なこの界隈に立っているようで、この土地にも例外なくアルカニダの勢力に侵食されているようだ。


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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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