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文教都市浦和!予備校銀座「南浦和」を歩く (3)

予備校学習塾だらけの「文教都市浦和」を象徴するような街、南浦和の実態を色々観察してきた訳だが、隣に西川口や蕨といった底辺ゾーンを抱える中でよくぞここまで文化の壁を感じさせてくれる街並みにある意味感心。
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しかしこの街の特徴を単眼的に眺めているとうっかり見落としそうになる場所がある。それが駅東口の武蔵野線北側の一画だ。


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駅の四方がアカデミックなエリアになっている中で、東口から武蔵野線の高架を潜った辺りに限っては様子が変。やけに空気の淀んだ殺伐ゾーンが続いている。よく見たらホームレスのオッサンまで居るしどこか汚らしい風景だ。
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やけに陰気臭い一画だと思ったがそれにはやはり訳があったようだ。南浦和駅は浦和競馬場の送迎バスが発着している関係で、実は競馬オヤジの街でもある。送迎バス乗り場が駅の北東側にあって、そのためこの付近に限ってはオッサン臭がどぎつい。
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さっきまでの予備校銀座はどこへ逝ってしまったのか?!と思える程の別世界ぶり。
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そんな浦和競馬場へのアクセス経路となる南浦和駅北東一帯は、どこをどう見てもアカデミックではない、デフォルト埼玉的な駅前風景が残っている。のっけから居酒屋オンリー。西川口と変わんないじゃん。
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普通の居酒屋かと思ったら「韓国小料理」とか書かれてるしそのへんも西川口のノリに近いな。この辺は京浜東北線のホームからも見える風景だ。さいたまの事情に詳しくなければまさかこの駅が文教都市の一角を担う土地であることなど微塵にも想像できぬ。
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居酒屋だらけだと思っていたが、やっぱり韓国系も多い。競馬帰りに景気が良ければここで焼肉食って西川口に乗り込むのがギャンブラーの行動パターンだろうか。
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向かいの電柱にもさりげなく中国語教室の張り紙があった。池袋や上野を起点に埼玉県南部はほぼ例外なくアルカニダの進出が激しい。止まらぬ国際化。中華タウン化著しい川口芝園団地はお隣の蕨駅に近い。
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オヤジゾーンと化している駅北東側も一応でかい河合塾のビルがそびえているが、その正面向かいに浦和競馬場への送迎バス乗り場がある。
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浦和競馬場での試合開催日にはバスの前に競馬オヤジがずらりと行列を組む姿が見られる。上野公園で炊き出しに並ぶホームレスのオッサンみたいだ。皆一様に文教都市糞食らえみたいな顔をしている。
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送迎バス乗り場の正面の土地は曰く付きなのか知らぬが不自然に広い空き地にコインパーキングが置かれている。そして武蔵野線の高架を挟んだ向こうにはちゃっかりこんなホテルが。
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駅前ホテルの玄関口は武蔵野線の高架下にまでせり出していた。浦和競馬で一儲けして帰ってきたら送迎バスを降りた正面にあるので何かと使いやすそうだ。
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そんな高架下の路地にも競馬オヤジどもの姿が見られる。競馬新聞片手にこれから勝負に出るのかどうか。南浦和は文教都市浦和のブランドとデフォルト埼玉的な「飲む打つ買う」の世界が混在している不思議な土地だった。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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