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ひこにゃんゆかりの招き猫寺「豪徳寺」

昨今はゆるキャラブームだかなんだかメディアが喧伝するおかげで、全国各地に意味もなく変なマスコットキャラクターが増殖する傾向にあるわけだが、その先駆者となったのが彦根市の彦根城築城400周年祭の「ひこにゃん」だったのは記憶に新しい。
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ひこにゃんに関しては個人的意見として「着ぐるみ」に評価をしているので、原作者のイラストには別に興味もへったくれもない訳だが、このひこにゃんのモデルとなったのが彦根藩2代目藩主の井伊直孝を落雷の難から助けたと言われる白い猫であり、この白猫伝説の舞台となった寺が世田谷区にあるこの「豪徳寺」なのである。
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世田谷の閑静な住宅に囲まれた豪徳寺。一説によれば招き猫発祥の地とも言われる、猫の寺。
猫好きならば参拝しない手はない。そんなわけでやって参りました。


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彦根藩主井伊家に関係する寺だけあって墓所が境内にあり、国の史跡となっており、井伊直弼墓は東京都の史跡にも指定されている。
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この辺一帯の地名となるほどの寺なのでかなり規模が大きいのだが、観光客がわざわざ来るような場所でもないのでいたってひと気が少ない。立派な総門がそびえる。
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これまたご立派な三重塔が建っているが、これは2006年になって新しく建立されたもの。周囲立ち入り禁止なので近寄ることができなかったが、建物には招き猫の装飾が施されているとか。
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本堂正面には真っ黒な香炉が置かれている。寺の行事があるとき以外、普段は香が焚かれていないので煙も出ていない。なぜか上には狛犬が載っている。ここは猫ではないのか。
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豪徳寺境内の一画に置かれている「招福堂」で、豪徳寺が招き猫寺として本領発揮している光景が拝めるようだ。
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招福堂の絵馬掛け場。絵馬には当然「招き猫」が描かれている。いたって願い事は穏やかな文面が綴られている。これが九段の靖国だと韓国人がハングルで「日本沈没」とか書いてやがるし、京都の縁切り神社だと個人名で元彼への恨みつらみが書かれていて非常に生々しいのだが、やはり世田谷は全国的に見ても平和な土地である。
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そして豪徳寺の真打ちは招福堂の奥にある「招福猫奉納所」であろう。そこには夥しい数の招き猫が置かれているのだ。
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い、一体ニャんじゃこれは…
何匹いるか数えられません。
大量に何かが群がっている映像というのはビジュアル的にある種の恍惚感をもたらすものだが、この招き猫群にも当然当てはまる。いやはやすごい。猫好きにはたまりません。
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これが「ひこにゃん」のモデルとなった招き猫「招福猫児」の皆さまです。境内でさまざまな種類の招き猫が買えるのだ。
家内安全、営業繁盛、心願成就のご利益を授かった人々が役目を終えた招き猫を奉納にやってくる。
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寺の門前には「山崎商店」という小さな花屋がある。ここでも招き猫を買う事ができる。


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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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