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館山市・船形山大福寺「崖観音」 (2)

館山市船形にある「船形山大福寺」、崖っぷちに作られた観音堂がすこぶるインパクトの強い建物である。都心から南房総までの長いドライブで退屈のあまり眠気を催していたが、この建物を目にして、ガツンと目が覚めてしまった。

崖の観音様にお参りした後はさらに境内を散策してみることとする。観音堂に限らず崖に沿って色々なものが作られている。



さらに崖の中腹を見ると小さな観音像が置かれている。
房総半島各地には荒々しい山の岩肌を削って土地活用している例が多く、崖観音のような寺社や磨崖仏、もしくは個人の家のガレージや物置まで、海産物以外はとりわけ何もないイメージの南房総では岩肌をくり抜いた建造物の存在が大きな特徴となっている。

先程の参道の階段を少し戻った所に、隣接する諏訪神社に分岐する道がある。神社と寺が隣同士で別れている形だ。詳細は不明だが、明治初期の廃仏毀釈運動の名残りだろうか?

大福寺が崖観音ならば、諏訪神社は崖神社とも言うべき姿である。拝殿自体や境内もそれほど大きくはないが、背後にはほぼ垂直に切り取られた岩肌が露になっている。

しかし我々はその岩肌に残された刻印を見逃す事はなかった。石切場などに行くと、作業者の名前や屋号などが刻まれている事が良くある。
右の刻印が屋号だというのは何となく分かるのだが、左の刻印がどう見てもチンコにしか見えない。おふざけで書かれたものだろうか。いつの時代でもどこの世界でも、男の脳内にそれほど違いはない。

謎の刻印が気になってしょうがなくなると、目の前にあるこんなものまでアレに見えてしまうのだからどうしようもないエロ脳であり煩悩炸裂中。

再び崖観音の境内に戻る。観音堂の下の崖っぷちにも洞窟らしきものを見つけたので、様子を見に行く事にする。

崖下に掘られた洞窟の中に入ると、ほんのり空気が涼しくなる。洞窟の入口に何の案内もない上にこの様子から見ると、やはりただの倉庫か何かに使われているようだ。

洞窟の奥の暗闇に目をやると、かなり昔に使われていたと思われる意味不明な小道具類や、無縁墓か何かわからんが古い墓石がぽつんと並べられていた。

遠慮もなくどんどん奥に入っていくと、ホームレスのオッサンが何人か生活出来そうなスペースがあったが、地面にはいつ頃使われていたか分からない脚立などの小道具が散乱してますます訳の分からない事になっていて危険な感じなので、引き返す事にした。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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