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半グレ集団と外国人が闊歩する高級DQN歓楽街「六本木」を歩く (2010年)

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セレブタウンなのかDQNタウンなのか今ひとつ判断に苦しむ夜の街「六本木」。ナイトクラブや裏通りに入ると夜な夜なドラッグの密売が行われているという噂(→詳細)も絶えない。都市犯罪は必ずしも貧民街でばかり起こるとは限らないのだ。

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外苑東通りの六本木五丁目交差点を北へ入ると、裏寂れた雰囲気のテナントビルがぽつりと建っている。ビルのデザインから入居している店まで、おおよそ日本のそれとは異なる。まるでアメリカのダウンタウンだ。

六本木三丁目のこの付近は再開発計画が立っているものの、未だに廃屋が放置されていたりとかなり退廃的な風景が見られる。

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そのビルの向かいを見ると眼下にかなり大規模な墓場(六本木墓地)が広がっていた。すり鉢地形の底に広がっているので見た目が凄い。

六本木自体が昔墓場だらけだったとか、二・二六事件を起こした歩兵第三連隊がいた場所だとか、ヒルズは赤穂浪士が切腹した場所だとか、だから「ヒルズの呪い」と言われるとか、ことさら六本木に都市伝説的な噂が多いのもセレブタウンをやっかむ人々が広めたのだろうか、それとも土地のもたらす因縁だろうか。

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六本木墓地の傍らに残る細い路地にはもう何十年も放置されたかのような蔦だらけの酷い廃屋が主を失ったまま立ち尽くしている。外人だらけの繁華街が、一歩裏手に入るとこれ。六本木はカオスな街である。

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…で、やっぱり六本木は夜の街なのでこの場所にも夜訪れてみた。もう完全にリアルお化け屋敷である。暴漢に襲われても助けが呼べないなこりゃ。

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この不気味な廃屋と墓地の北側、六本木通りに面した六本木三丁目7番の一帯が再開発地区になっていて、2013年に地上39階地下1階建ての高層ビルが完成する予定になっているらしい。しかしこの一角だけはいつ見に来ても放置プレイのまま。

どうやら微妙に再開発地区には入っていないらしい。

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夏場になると廃屋に絡まった蔦がびっしりと建物を覆い隠す。蔦は建物の脇の電線にまで触手を伸ばしていて、そのうち傍らの路地の上まで覆い尽くしてしまいそうな勢いである。あと何年伸び放題になるのかじっくり観察するのも面白そうだが。

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ちなみに昼間来るとこんな感じだ。車はもちろんバイクが通るのも難しい程に狭い。夜道の独り歩きは結構勇気が要る。

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再開発エリアの周囲は既に目隠しのフェンスで囲まれている。数年後にはヒルズやミッドタウンのようなオシャレゾーンに生まれ変わるのか。それはそれでつまんないけどね。

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廃屋の傍らに残されたのは、誰が書いたかよくわかんないネズミのような格好のストリートアート。見捨てられた街角のヒップホップでジャンキーな光景。

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すり鉢底の再開発地区から丹波谷坂という急坂が東側に伸びている。坂の上から再開発ビルの建設状況がよく見える。既にかなりの高さまで仕上がっている。これが完成すると先程の廃墟ゾーンも同時に無くなってしまうのだろうか。

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丹波谷坂を登り切ると、傍らの建物には「反差別国際運動」の看板が。なんだこれは?と思って調べると、ちょっとびっくり。

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そこはなぜか有名な同和団体「部落解放同盟」のオフィスが入居している松本治一郎記念会館でした。まさか六本木にあったとは。

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関西の一部市民にはお馴染みのイバラのマークもこっちで見ると不思議と新鮮。だけどなんで六本木に本部があるのだろう。全然わかりません。(現在はこの場所を引き払って中央区八丁堀に引っ越している)


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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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