さいたまかるた「ま」~「わ」
【ま】草加市の松原団地、完成当初は「アジア一でかい団地」とはなわが歌っていた通りの場所(一説には武里団地とも)だったが老朽化で団地の建て替えが進んでいます。
アジア一でかい団地らしい草加市の「松原団地」を歩いてきました
【み】画像は自主規制しました。
【む】府中本町から西船橋、東京駅までを行き来する武蔵野線。その路線の大半は埼玉県内を走っている。京葉線同様風に弱く、台風なんかが来るとすぐに止まってしまう。リア充が有難がる越谷レイクタウンや新三郷IKEAも普通車で行くものです。
【め】大宮駅東口のゴッチャゴチャした路地を進むと現れる24時間営業、大宮市民のオアシス「喫茶伯爵邸」。喫茶どころか軽食重食もOKでなぜか沖縄料理が食えるというのもユニーク。
大宮の24時間営業老舗喫茶店「伯爵邸」…実は隠れた埼玉の沖縄なのである
【も】埼玉県内にはラーメン二郎のインスパイア系と呼ばれる下品な看板のラーメン屋が多数あり「ジャンクガレッジ」なんかはその最たるものだが、この間朝霞市に行ったらこんな店がありました…なんだよモッコリ豚って…調べてみたらジャンクガレッジから独立して営業している店らしい。
【や】埼玉のアイデンティティ「コスパ重視」「安くて腹いっぱい」「隠れたうどん県」を一つに象徴した店こそが「山田うどん」だ。ロードサイド店舗の客層はどの店もおおよそ現場作業員ばかり。決して味は追求しない主義。かかしが回っているだけで安心するのが生粋の埼玉県民である。
【ゆ】ゆるキャラもとい「ご当地キャラ」を県レベルで乱造しまくっているのが埼玉県である。毎年行われる「埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」や他イベントで出てくるご当地キャラの着ぐるみは、有名なコバトンに限らず、マイナー過ぎて意味不明なものまで多すぎで、ほんとどこの子かわかりません。そもそも埼玉県は自治体の数も多すぎるのでこのような事態になるのだ。
【よ】埼玉県が誇るマニアック温泉地、比企郡吉見町にある百穴温泉。2014年初め頃から休業しているみたいですが、再開の見込みはあるんでしょうか。あらゆる意味でヤバイのでもっともっとお勧めしたかったんですが…
【ら】久喜市鷲宮町にある鷲宮神社、アニメ「らき☆すた」の聖地巡礼スポットとして有名になり過ぎて、埼玉県がヲタおこし観光を推し進めるきっかけとなった場所ですが、毎年行われる「土師祭」ではらき☆すた神輿がヲタ共に担がれてカオスな事になります。
聖地巡礼、ヲタ自重!らき☆すた神輿が担がれる鷲宮神社「土師祭」見物
【り】「地域ブランド調査2014 都道府県ランキング」での埼玉県の順位は42位(前年45位)。なお、栃木は41位、群馬は46位、茨城は最下位の47位。
【る】大宮駅東口を行き来する人なら誰でも見た事があるという超有名なホームレス婆さん。まだいるんですかね。「る」で始まるものが思い浮かばないから面倒なので「ルンペン」にしました。
【れ】東武東上線に鶴瀬という駅があるんですがご存知でしょうか。駅前に建つ「富士ビル」が凄まじく古すぎて、まるで軍艦アパートのような佇まいの住居フロアもあり、ちょっとした昭和遺産です。再開発で解体される公算が高いので、早めに見に行こう。
東上線屈指のプチ九龍城砦!鶴瀬駅前「富士ビル」が再開発で取り壊されそうな件
【ろ】コスパ重視型の埼玉県民には絶大な支持を得ているディスカウントストア「ロヂャース」。埼玉県内のロードサイドに幾つもどでかい店舗を構えている事で知られているが本社はなぜか東京の吉祥寺。元々は浦和のボウリング場(現・浦和店)が発祥の地だが、埼玉企業と思われたくないんでしょうか。ちなみに都内一ヶ所しかない吉祥寺店は商店街の狭苦しいところにあって、巨大なロヂャースがデフォな埼玉県民にはまるで別の空間のようだ。
【わ】京浜東北線の蕨駅周辺には政治的事情で日本に亡命してきたクルド人住民が数多く暮らしている。彼らは毎年3月に新年を祝う行事「ネウロズ」(ネブロス/Newroz)を蕨市民公園で行う。普段はどこにいるかも分からない目鼻立ちの整ったクルド人の男女が晴れやかな衣裳に身を包んで輪になって踊る様子はとても日本の光景とは思えない。