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日本最強のコリアタウン「新大久保」のアレな町並みを堪能する (2010年)

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大久保通りを中心に、韓国人向けの店が容赦なくひしめいている状況だが、よく見ると普通に日本人が経営している古い店も残ってはいる。だが街の主導権は完全に韓国人が握っている。大阪・鶴橋でさえもここまで露骨ではない。知らずに来るとカルチャーショックが強い場所だ。

街角の至る所に置かれたスーパーはまず日本らしくない。コリアタウンのイメージが強い新大久保だが、外国人は韓国人だけでなく中国人、東南アジア系など多種多彩でもある。見ての通り、中国人向けのスーパーも結構多いのだ。

雑居ビルにはハングルに混じって中国語表記も目立つ。中国人はむしろ池袋や上野に溜まる傾向にあるのでそれほど目立たないが、それでも雑居ビルの隅で国際電話カードなどを売る怪しい中国人露天商の姿を見かけたりして、おおよそ日本の光景とは思えない。

韓国人中国人関係の店以外では100円ショップや激安衣料の店が結構多い。場所柄貧乏暮らしが多いからなのか、意外に店舗構成は下町仕様となっている。新宿まで歩いて行けるし下手すれば中野や杉並よりも地価が安い。意外に住みやすいかも知れんぞ。

一見すると韓国人向けスーパーかと思う店舗は「何でも屋」で、食料品の他にも小規模なフードコートを兼ね備えていたり、韓国映画のビデオの貸し出しを行っている店も少なくない。こうしたスタイルの店は新大久保以外のコリアタウンでも普通に見かけられる。

ビデオは相変わらずVHFテープが多いアナログっぷり。昔から新大久保界隈のビデオ屋では海賊版が横行していたそうだが現在はどうなんでしょう。

こちらの店はビデオ屋だけでなくクリーニング屋までやっている模様。日本なら全部業種によって店が違うけど韓国人の店は何でもごちゃ混ぜになっているのね。ある意味全部一つの店で済ませられると面倒臭くなくて便利かも知れない。

眼鏡屋まで完全に韓国仕様。ニヤケ顔のメガネ顔で在日オバチャンが熱狂する韓流スターのペ・ヨンジュンさんはいませんでした。あれは眼鏡市場でしたね。

韓国料理店もよく見ればベタな韓国料理店ばかりではなく、微妙にジャンルが様々だったりして見ていて面白い。韓国式活魚専門店。シュールストレミングの次、世界で二番目に臭い料理と言われるエイの刺身、ホンオフェは扱っていないようだが。

本格的な韓国料理じゃなくてちょっと軽く食べたいだけというなら韓国風唐揚げの「鶏(ダク)ドナルド」もあるニダよ。商標的に大丈夫なんだろうかと思うが何事もケンチャナヨなのがウリナラクオリティ。

ちょっと変わり種で行きたいなら中国の延辺朝鮮族自治州、延辺料理なんかもお勧めしたい所だ。中国と朝鮮のハーフといった風情の漂う店構えの「延吉香」。延辺料理の店も新大阪以外に錦糸町や赤羽などでも見かけるようになり珍しいものではなくなった。店に入ると日本人が殆ど居ない。

延辺料理と言えば羊肉串だが、延辺料理と看板が出ていればほぼ間違いなく「狗肉料理」がある。延吉香でもポシンタンをはじめ犬肉をふんだんに使ったメニューが豊富にある。店の表にも堂々と「狗肉鍋」をアピールしている。

大久保通りを歩いているだけでも濃密な異国体験が出来てしまう東京最強のアジアン魔境・新大久保。しかしこの街の底力はまだまだこんなものではない。東京を訪れたらまずは新宿よりも新大久保へ、オソオシプシヨ、いらっさいませ。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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