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日本最強のコリアタウン「新大久保」のアレな町並みを堪能する (2010年)

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大久保通りから一歩中に入ると、そこもやはり日本の街角の風景とは程遠いハングル看板だらけの街並み。夕時にはどの店も個性の強いネオンサインを掲げて手持ち無沙汰な客を誘蛾灯のようにおびき寄せようとする。

夕方ともなると韓国料理屋の前では客引きの兄さんも現れてガヤガヤと賑やかになるわけだが、殆ど日本語のイントネーションがぎこちなくて笑えてしまう。

なにせ新大久保だもの、薬局ですらこのクオリティである。店内から煌々と電灯が輝くその名も「金薬局」。もちろん韓国語対応可能でニューカマー韓国人の暮らしをサポート。

例によってこの場所もアジアンスーパーが何気なく存在している。付近の路地は韓国料理屋や韓国人向けの簡易宿泊所が多いが、その一方で外国人専用のボロアパートも点在して、そういう場所に韓国人や中国人が沢山暮らしているのだ。

ハングルが読めないと何の店なのかよくわからん場所も多々ある。普通に日本語が通じない店もあるので要注意だ。

大久保通りと職安通りの間の路地はかなり人通りも激しく、まあその殆どが韓国人だったりするわけだが、人混み激しい狭い路地に車まで突っ込んでくるのでかなり危なっかしい。そんな光景も日本の中のエスニックタウンの一要素としてすっかり馴染んでいる。

古い建物に残る店舗は軒並み経営者が年老いたのか店を閉めていて廃墟同然の姿を見せているが、一方で韓国系店舗が真新しくリニューアルして入居する事もある。日本の韓国人街としては最大のマーケットであり、意外に店の移り変わりも激しい。

時には店先に大量の韓国唐辛子が干されている場所もあって本格的にあちらの街並みに近いものを感じる。

昔は新大久保自体胡散臭いイメージがあったが韓国料理屋だってやたらオシャレぶった店もあってスイーツ(笑)仕様でも気兼ねなく入れる雰囲気の所も少なくない。カントン包茎、いや「カントンの思い出」。店内は普通に仕事帰りのOLとサラリーマンで混んでいる。

さすが新大久保、中華料理だっていちいち「韓国風中華料理」なのである。赤坂にもこういう店あったよな。

とある路地裏を進むと、大久保通りと職安通りの中間くらいのかなり奥まった場所に赤い看板を掲げる一軒の韓国料理屋がある。

犬肉鍋(ポシンタン)専門店の「昔のふる里」である。延辺料理屋が増え始めて犬肉鍋が有名になる前から営業している、知る人ぞ知る店。路地裏のアパートの一階で犬鍋屋をやっているというこのロケーションがたまらない。ちなみに裏でフツーに犬飼ってました。

<追記>「昔のふる里」は2010年11月中に閉店された模様です。もぬけの殻になってました。合掌。

何やらホームレスまで迷い込んで困り果てている様子。都市のカオスを内包する新大久保の路地裏迷宮…まだまだこの街は奥が深い。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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