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創価学会村と呼ばれる「信濃町」を歩いてみました (2007-09年)

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学会系の店がずらりと並ぶ商店街を過ぎると目の前に開ける創価文化会館と書かれた建物が本部のようである。このへんはやたら警備が厳しく下手にカメラでも出そうものなら、しつこく尋問されかねない。施設に入らない限りは天下の公道だろうが…彼らのテリトリーなのでお構いなしの振る舞いである。

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商店街にあるのは殆どが学会関連施設。三色饅頭や三色旗マークのグッズの数々が売られている信濃町土産の店には、プレジデント大作先生が作曲したというアグネス・チャンのCDや、謎の行進曲風のメロディがエンドレスで流されていて独特の雰囲気が漂う。

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創価仏壇専門店・金剛堂はちょっとしたカフェになっていて、来客には無料で飲み物が出されたり、休憩室では学会関連のビデオが流されたりしている。試しに店の中に入ると店員が妙にテンションが高く、やたら飲み物を勧めてこられた。

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創価学会の成り立ちは戦前の1930年に遡るが、本格的に隆盛したのは戦後である。戦後の高度経済成長とともに、団地などに住む低所得層を中心に「折伏大行進」と言われる熱心で強引な布教活動を続け巨大化した。
1953年に本部が信濃町に進出してから、じわじわと周辺が学会関連施設に建て変わって今の状態になった。

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そして、本部の向かいにも新しく第二別館の新築工事が始まっていた。宗教都市建設はさらに加速しつつあるようだ。

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日本最大の宗教団体であり信者数の多さも他の団体とは桁外れだが、それぞれの建物を見ても意外に華美ではない印象を受ける。
例えば奈良にある天理教の本部とか岐阜の山奥にある崇教真光の本部とか、他の団体の建物を色々見たことがあるのだが、それに比べると学会はハコモノに金を掛ける趣味があまりないようで。

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しかしさすがに「学会村」と呼ばれているだけあって、住所の区画で言う新宿区信濃町・南元町あたりは徹底的に学会関連施設で固められていて、その存在を無視する事ができない。

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所々普通のマンションや古い民家、キリスト教関係施設、それに何故か沖縄県職員宿泊所などもあるが、今もなお「学会村」を広げるため、土地を手放そうとしている地主に常に目を光らせて、高値で土地を買い上げようとしているそうだ。

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信濃町の一画に、あのプレジデント大作先生の私邸もあるわけだが、さすがに庶民の王者を名乗る大物の邸宅はご立派に護衛が付けられており、近づく事すら躊躇われる。

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プレジデント私邸のすぐ近くに学会機関紙・聖教新聞本社の建物もある。この狭い一角だけで、まるで一つの国家が存在しているかのようだ。

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自前で印刷工場を持たず毎日新聞と同じ輪転機を使っているという話は有名だが、全国的に販売店を持つ所謂「大新聞」の範疇であるにも関わらず、対立する団体、特に過去に破門された日蓮正宗(紙面では「日顕」呼ばわりしている)を中心に他宗に対する中傷記事が凄まじく、傍から見ると身震いするような悪辣な文章が見られるんですが、それでも「読むと勇気付けられる」のだそうです(笑)
足立区や江戸川区みたいな貧民街に行くと街角でも熱心に「ご自由にお持ち下さい」と書かれたポストが置かれている事もあるので暇なら読んでみるがいい。

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さらに聖教新聞本社ビルの裏手に来ると四谷の高級住宅街と寺町が広がる。寺町の存在がまさしく宗教タウンとの結界となっているかのように。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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