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オウム逃亡犯潜伏先・相模原市城山町のボロ家を見てきた

つい先日訪れたまさかの急展開。17年間に亘って逃亡を続けてきたオウム真理教特別手配犯の逮捕劇に世間が騒いでいた訳だが、我々取材班は今頃になって菊池某容疑者が潜伏していたという相模原市緑区城山という田舎にある「ボロすぎる家」の見物に向かっていた。

潜伏先の小屋については散々ネット上でも既出なのですぐに見つける事が出来る。住所の「相模原市緑区」というのは最近になって政令指定都市移行でそういう都会じみた地名に変わっただけで以前は津久井郡城山町という場所だった。もう少し奥に入れば津久井湖やら相模湖がありすぐ山梨県に入ってしまう。旧城山町域にあたる城山三丁目の一角にテレビで見た通りのボロ小屋が姿を現した。



実際にその場所を訪問してみるとそこは建設会社の資材置き場兼駐車場のようなスペースになっていて、廃棄された牛舎のような木造建築物がその真ん中に建っている。まさかここが人の住む場所には見えそうにもない。

パッと見ではどこが家の玄関なのかも分からないが隣り合う建設会社の玄関のすぐ横にトラ柵が二つ立てかけられている辺りが潜伏小屋の玄関である。この物件も建設会社が貸主になっており元からあった倉庫を改装して賃貸物件にしてしまった。

潜伏小屋玄関から裏側の部分を覗き見るとこのような具合だ。建設会社の資材置き場となっているようだが、特に玄関横のトタン壁あたりもぶっ壊れてるし見れば見るほど人の住む場所とは思えない。まさしく潜伏先と呼べるに相応しいボロ具合。

裏側のスペースには建設会社が使っているとみられる簡易トイレなどが置かれていた。かつて上九一色村にあったサティアンや八潮だか足立だかにある教団施設も概ねこんな感じだったな。オウムの巣としての住環境はあんまり変わんなさそう。

ちなみにこの物件、気になるお家賃は3万円との事です。外観は凄まじいが中は意外にそれほどでもないらしい。菊池容疑者はこのボロ小屋に2年住み続け、介護サービス職で月収13万の給料を得ながら暮らしていた。

物件周辺は閑静な住宅街となっております(笑)心霊スポットで有名な津久井湖の手前にあり自然環境も充実。それにしても逮捕劇から1ヶ月近く経つ今でもボロ小屋周辺には見物に訪れる野次馬の姿が目立っていた。まあ我々もそのうちだが。

地図を見た感じではかなりの田舎だと思っていたが、結構家とかマンションとかが周辺に多いのだ。この辺りならその気になればギリギリ京王線などで新宿方面に通勤可能な範囲になる。

すぐ近所ではバイパス道路建設工事中で工事関係者や車両の通行も多く意外に人の姿は多い。しかし人の居ない田舎であろうとも都会の真ん中に居ようとも17年間であれだけ外見的特徴がまるっきり変わった逃亡者の素性を誰が知りうる事もなかろう。実際に菊池容疑者の存在を通報したのは同居相手の親族だったし。

最寄りのバス停近くに出るとチェーン系の飲食店やコンビニ等もあって飲食する場所に困る事もない。潜伏先から徒歩圏内で日常生活に必要なものは何とかなる。

最寄りの「都井沢」バス停からは橋本駅北口に向けて1時間に5本程度、片道20分で行ける路線バス(神奈中バス)が走っている。これなら車が無くとも根性があれば生活出来てしまえそうだ。菊池容疑者はここからバスに乗って通勤して、このへんの飲食店で夕食を済ませていたのか。

バス停近くには飲食店に加えてパチンコ屋とボウリング場を兼ねたレジャー施設まであった。今では廃墟だけど。城山町って思っていたより大きな街だったんだね。

建物奥に見えるパチンコ屋の跡。シャッターは地元ヤンキーの落書きキャンバスと化しておりいやがうえにも香ばしさが増している。

このボウリング場跡、2008年に廃業した後に心霊スポット巡りの名所らしき津久井湖や相模湖地域の廃墟リストに加えられており日夜廃墟探索マニアやヤンキーの溜まり場となっているようである。
「首都圏」と呼ばれるエリアのギリギリ縁側に位置する相模原市緑区城山地区。オウム逃亡犯が暮らすには程良い場所だったのかも知れない。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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