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パチンコ屋だらけの湘南台駅前 (1)

横浜駅から市営地下鉄や相鉄線などに乗ると終点が「湘南台」になっている。この駅は小田急江ノ島線も走っており3つの鉄道路線が入り混じる横浜郊外のベッドタウンといった位置付けで、特に東京方面から来る用事もなさそうな場所だが、たまたま訪れる機会があった。
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湘南と言えば「海」のイメージ一辺倒だが、そんな湘南海岸からかなり内陸部にある湘南台駅。一応藤沢市に属するらしく、藤沢駅からは小田急江ノ島線で4つ目の駅である。


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横浜自体が巨大なベッドタウンといった感じだが、ここ湘南台は横浜のベッドタウンのような存在。3つの鉄道路線の駅が集中する半地下式の駅構内は結構な人の往来がある。横浜市営地下鉄では唯一横浜市外に所在する駅でもある。その横浜駅へも片道30分くらい掛かるわ、東京都内からでは軽く片道1時間以上掛かる。遠い。
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何の変哲もないただのベッドタウンであれば、わざわざこんなサイトでレポートするまでもないと思っていた訳だが、あえて書くという事はネタがあるから書くのだ。
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その「ネタ」は湘南台駅前の街並みにある。まだ真新しくだだっ広い駅前ロータリーに立つと、味気ない雑居ビルに飲食店や居酒屋などが密集しているが、そこに加わるパチンコ屋の存在だ。
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湘南台駅前、東口の一番立地のいい場所にデデーンと店を構えているのはパチンコアラジン。本来ならショッピングセンターがあってもおかしくない場所だが、そこにあるのはやたらでかいパチンコ屋。
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駅から少し離れるとまったくもって健全な住宅街へと変わるので、この落差は一体何なのだろうかと不思議に思う訳である。そんなにDQN率が高いようには見えませんが。
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しかし西口に出ると駅前の土地を占拠するパチンコ屋の多さが際立つ。湘南台駅前はパチンコ屋の出店攻勢があまりに酷く、周辺住民からも問題視されていると聞いたのだ。
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駅前のパチンコ屋なんぞどこの街にも見られる光景で別に珍しくないと思っていたが、どうも湘南台の場合は極端過ぎる。西口ロータリーにも目立つ場所にドドーンと3軒。
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ちなみにパチンコ屋以外に駅周辺に存在するオフィスビルはどうなんだろうと思って見てみると、三井住友銀行の支店が入居しているこのビルはかなり酷い。上層階は殆ど抜け殻同然なのである。
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オフィスビルの入居テナント一覧。3階は見事にサラ金ATMが揃い踏みという笑える状況である。さらに4階から上は殆どガラ空き。経営者から見たら涙目になるしかない。どうなってるんだこの街は。
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湘南台駅は従来小田急江ノ島線しか走っていなかったのだが、1999年に相次いで横浜市営地下鉄、相鉄いずみ野線の延伸で駅が開業したために横浜市内からアクセスしやすくなり、駅の利用者数が倍増するなど最近になって発展してきた。
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それに合わせて駅前再開発をやった所、不況のせいかテナントビルの出店が伸びず、代わりに出来るのはパチンコ屋ばかり、という状態になったそうで。
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西口の一番いいところも、すっかり巨大なパチンコビルが鎮座していました。これだけパチンコ屋があれば、やっぱり供給に見合うだけの需要があるだろう。湘南台と聞こえの良い地名だが、駅西側にはいすゞ自動車を代表とした広大な工業団地が広がり、パチンコ大好きな労働者住民がかなり多いと見られる。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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