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川崎市多摩区菅仙谷の旅 (2) この先行き止まり

稲田堤駅から菅仙谷に向けてしばらく歩くと、街並みは新興住宅地ながらも田舎の里山が残るなんとも都会らしくない風景へと変わる。
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道中にまた一軒、無人販売所があった。
近所の農家で取れた野菜や柿の実などが並べられている。
しつこいですが新宿から片道30分圏内です。


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無人販売所の隣には自販機。つくづく日本は性善説の国であることを思う瞬間である。無人販売所も自販機も客の良心に委ねられた商売であり、それが成り立つのはこの国ならではの事。都会暮らしにギスギスした人種は多いが、まだまだ日本も捨てたものではない。
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その無人販売所の隣が多摩川水系の支流である三沢川となっている。そこには菅親水広場の石碑があるが…
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肝心の三沢川はコンクリート護岸のはるか下を流れておりとても親水公園といった趣きではない。川の上流は稲城市街地を通り町田市北部に源流を持つ。川の向こうに見える小高い山は、小沢城址がある山。
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首都圏の川には水害対策のためコンクリート護岸の深い川が多いが、この三沢川も同様。菅政権はとっくに避難判断水位を超えているようですが誰も避難出来ません。泥船に乗りながらこの国の将来を見つめています。
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三沢川を過ぎると菅仙谷地区に入る。いやーそのまんまの地名ですね(笑)仙谷の地名も「仙人が住む谷」というもっともらしい由来があるそうだ。これもそのまんまだ。
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傍らに里山が見える牧歌的な住宅地といった雰囲気の菅仙谷。農家の一軒家や普通のサラリーマンが住んでいそうなマイホームも多い一方で、こんなボロアパートも残っている。
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だが意外にも菅仙谷の住宅地のどこを見回しても肝心の菅直人首相や仙谷由人さんの姿がございませんよ。自民党のポスターばっかりだ。
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まるで魔除けか何かのようにオール自民党状態。これが菅仙谷地区の現状でした。政治と地名は無関係という事ですね。菅仙谷住民は自民党支持者が多いという事か。
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他にも公明党や共産党のポスターもあちこちベタベタ貼られまくっているのに、民主党のポスターだけがないという状況。
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…で、あちこち歩き回った挙句一軒だけ菅直人首相が映った民主党のポスターを発見したのだ。っていうかどこかで見た事ある場所だなこれ。
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「元気な日本を復活させる。」のフレーズが空々しい菅さんのポスターの横には「この先行き止まり」の看板。どう見ても皮肉にしか見えない訳だが、空前の巨大災害を前に政治主導力のなさを連日まざまざと見せつけてくれる有様でございます。
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「私たちの菅の町、自然も人も、ずっと大切にしたいよね。」
ほんとそうだよね。たいへんよくできました。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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