レトロ

豊島区

目白駅前コマースビルの怪 (2)

目白駅前に堂々と立ちそびえる幽霊ビル、もとい複合商業施設「コマースビル」があまりに気になったので、せっかくだし中に入ってみる事にした。再開発計画によって取り壊される予定で殆どの店舗が立ち退いたにも関わらず、相変わらずビルは営業しているのだ。...
豊島区

目白駅前コマースビルの怪 (1)

山手線沿線随一の文教地区でありセレブゾーンとしての地位を誇る「目白」はこれまで東京DEEP案内取材班が見向きもしなかった場所だが、いくら貧民街が大好きな取材班の嗜好があろうとも好き嫌いはいかん、という事で先日立ち寄った。 まず目白駅前にはパ...
北区

無残!王子駅前「さくら新道」炎上

JR王子駅前の飛鳥山の麓に戦後すぐの頃に建設された呑み屋横丁「さくら新道」があり、駅前至近距離ながらも昭和の佇まいを残すとともに、毎年梅雨時には紫陽花の花見どころとなり情緒豊かな風景を見せる場所だった。
特別寄稿

関東大震災の復興建築「九段下ビル」最後の姿

なぜ東京では古い建物をすぐに壊してしまうのだろうか? 震災復興で作られた孤高の共同建築、遂に歴史の幕が閉じようとしている 地下鉄九段下駅すぐの靖国通り沿い、俎橋を渡り僅かに神田神保町に入った目と鼻の先に廃墟同然の姿を長らく晒しながらも凛とし...
品川区

お台場・羊蹄丸「青函ワールド」で見る青森駅前の情景 (2)

2011年9月末に休館する「船の科学館」の別館として長らく展示されてきた青函連絡船「羊蹄丸」の内部に作られた異空間、昭和30年代の青森駅前の情景をリアル過ぎる再現度で表現した「青函ワールド」。 民放テレビ局の軍門に下り、今やお洒落でメジャー...
品川区

お台場・羊蹄丸「青函ワールド」で見る青森駅前の情景 (1)

お台場「船の科学館」前の岸壁に展示されている2つの船、南極観測船「宗谷」の向かいにあるのは、青函トンネルが開通する前かつて津軽海峡を行き来していた青函連絡船の「羊蹄丸」だ。 羊蹄丸もまた船の科学館の別館と位置づけられていて本館で入館券を買っ...
品川区

2011年9月末で休館!お台場「船の科学館」メモリアル (2)

その昔まだ「お台場」とすら呼ばれず13号埋立地などと言われていた時代に出来たのが船舶・海上関連の博物館として建設された「船の科学館」である。 そんな船の科学館が1974年の開館から37年が経過した今年2011年9月末をもって、施設の老朽化な...
品川区

2011年9月末で休館!お台場「船の科学館」メモリアル (1)

東京屈指のリア充の聖地・お台場なんですが、今のような浮ついた観光地と化す前、まだ「ゆりかもめ」やレインボーブリッジすらなかった頃から唯一この埋立地に存在していた、お台場で恐らく最古の博物館が「船の科学館」だ。 ゆりかもめの車内からも見える博...
横浜市中区

横浜根岸界隈を行く (4) 根岸競馬場一等観覧席

横浜市中区簑沢、根岸森林公園のある高台西側の一角にそびえる日本最初の洋式競馬場の遺構、旧横浜競馬場(根岸競馬場)の一等観覧席。1930年に建設された建物は当時のままの姿を留めている。 現在では公園の広場と一体化していて、綺麗に整備されたなだ...
目黒区

東急東横線「学芸大学」 (2) 第一ストアー

毎朝毎晩人々の行き交う学芸大学駅を降りたすぐ正面の所に、誰の目にも見過ごされているエアポケットのような謎めいた古い商業ビルが残っている。その名も「第一ストアー」。 それは戦後のドサクサで出来た駅前商店街の名残りであろうか、位置づけ的には自由...