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【青木町遊郭】神奈川の酷い公衆便所選手権!「反町公園」のトイレ

反町駅から徒歩3分ほどの場所に反町公園がある。すぐ隣が神奈川区役所になっていて、いわば神奈川区の中心的な場所になる訳だが相変わらず雰囲気は寂れた感じが否めない。

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この反町公園一帯は江戸時代から戦前まで続いた「青木町遊郭(反町遊郭)」があった場所だった。神奈川宿に隣接した土地に飯盛女を抱える茶屋や宿が並んでいたとか。明治時代からは公娼となり、昭和20(1945)年の横浜大空襲で全焼するまで続いていた。

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もちろん反町公園のどこにも「昔ここが遊郭でした」だなんて書かれている様子はない。反町公園の案内看板には日本貿易博覧会会場、市庁舎などに使われてきましたなどと無難な歴史が書かれているのみだが、やはり横浜の暗黒史に名を連ねる青木町遊郭の存在は空襲と共に灰燼と化したのである。

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消えた青木町遊郭は反町公園のすぐ南隣にあったらしい。今では専門学校とか、神奈川区の休日急患診療所、他にはマンションとかがあるだけであまり風情のある街並みではなくなっている。

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ところが公園南側に一軒だけ「菊家」というやけに古風な店構えの鰻屋があるが、この店の真隣に遊郭の大門が建っていたらしい。遊郭の名残りが辛うじてあるとするならこの鰻屋の存在がほぼ唯一と言っても良い。

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「菊家」の建物の横っ面を見ると、なんだか料亭のような佇まいをしていて独特だ。周囲は無骨なマンションばかりが目立った今でも、遊郭特有の艶めかしさが残る貴重な風景。明治23(1890)年創業というので確かに物凄い老舗だ。

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現在の反町公園付近はいたって平和な光景が繰り広げられている。朝っぱらから公園を訪れると地元のご老人による馴れ合いスペースになっていて、遊郭だとかそんな色っぽいものとは無縁の世界だ。

ゲートボールに勤しんでいる爺さん婆さんが公園の一角を占拠していると思ったら…

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別の場所では爺さん婆さんがラジオ体操に励んでいる。どれだけ歳を取っても生涯現役でいたいもんです。身体が動かなくなったら人間おしまいだからね。

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反町公園に隣接する神奈川スケートリンク。戦後の昭和26(1951)年に建設された国内最古の屋内スケートリンク場らしい。かつての遊郭跡は紆余曲折を経て市民の憩いの場になっているようだ。

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そんな神奈川スケートリンクから公園側に向いた建物の壁がやけに賑やかだ。「Y150」の文字を見るにこれは横浜で2009年に開催された開国博を記念してのものだろうが、ズッコケムードに終始した開国博の存在はある意味黒歴史である。

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開国博のマスコットキャラクター「たねまる」らしき絵も見かけられる。開国博の終了とともに忘れ去られた、ゆるキャラにもなれない微妙な奴。

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今の反町公園をどれだけ歩き回っても遊郭の名残りは全く無い。しかし土地の因縁というものがしっかりとあるようで、現代の反町公園は横浜市内有数のハッテン場として地元のゲイな方々には有名な場所になっているそうだ。その証拠に公園内の公衆トイレがゲイの落書きだらけになっていてヤバイらしい。それを見て帰らない事には反町公園に来た意味がないのである。

その昔、神奈川宿に隣接する飯盛旅籠から始まり戦前まで隆盛を極めたとされる「青木町遊郭」があった反町公園。それは戦災で跡形もなく消え去り、現在では横浜で指折りの野外系ハッテン場として夜な夜なモーホーな皆様方の憩いの場となっているという歴史の因縁。

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神奈川スケートリンク裏の壁には横浜開国博をテーマにした平凡な子供向けの絵が描かれている訳だが、その手前にある公衆便所の中には「大人向け」の絵が描かれているらしい。

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この呑気なパステルカラーに塗られた男子トイレの中がどえらい事になっているのだ。外観はいたって普通だが、勇気を振り絞って中に入ってみる。

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男子トイレの小便器が並んでいるスペースは別にどうという事はない。問題は大便器のある個室スペースだ。この個室の扉の内側がゲイな方々の落書きで埋め尽くされているのだ。これはひどい。っていうか狂気すら感じる。

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身障者対応となっていて少々広く作られた男子トイレの個室、どうやらここが彼らモーホー族の溜まり場となっているらしく、壁という壁が彼らのどす黒い欲望の内をここぞとばかりに晒すキャンバスと化している。

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あんまりダイレクト過ぎる絵がこれでもかと描かれているので一部モザイク処理をするしかない。「尺八やって下さい」などと書き込みがあるわ、ホモダチを探す男達の匿名掲示板の様相を呈している。

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しかも割と最近の日付で書きこまれているものばかりで、よほどこの男子トイレはハッテン場として盛況である事が伺える。神奈川区役所庁舎に程近いにも関わらずこの状況のまま放置されているという事は、いくら落書きを消してもいたちごっこで後から後から書き込みが増えてしまうといったところか。

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何も彼らのハッテン行為は夜中に限った事ではないようだ。「昼~夕方 待っている」との書き込みが目についた。つまり一日中その手の輩が公園でスタンバっている可能性があるという事か。その書き込みの上には他のゲイ男によって卑猥な絵が上書きされていた。

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これだけ異様なトイレは足立区の元淵江公園以来の衝撃だった。むしろ反町公園の方が激しいのではなかろうか。遊郭跡という土地の歴史が彼らをこの公園へと惹きつけるのだろうか、皮肉なものだ。

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この場所で日夜人知れずあんな事やこんな事が繰り広げられているのかと思うと寒気がしてきた。周りの壁は落書きだらけで酷い事になっているがトイレそのものは割に清潔に保たれている。

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この近くのベンチが待ち合わせに使われるらしい。子供連れのママや老人達がいる、こんな平和な公園の片隅で、ヤマジュンワールドが日常的に展開されているのか。

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ちなみに反町公園内には公衆便所が2ヶ所あるが、ゲイの落書きスペースと化しているのは神奈川スケートリンクに近い側の1ヶ所だけで、遊具が設置された側のトイレは落書きもなくまっさらだった(消されたばかりかも知れんが)


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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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