高級料亭とTBSとコリアタウンの「赤坂」 (2)

高級料亭がひしめきあう夜の街というイメージが強かった赤坂だが、今どきの感覚では「TBSのある赤坂」と言う方が通りが良い。千代田線赤坂駅を降りて地上に出ると真正面に控えるのがTBS放送センターの土地である。

2008年にTBSが自社敷地を再開発して複合商業施設「赤坂サカス」を開業してからはいわゆる「おのぼりさん」の観光地の一つとして認識され、訪れてみると田舎の団体観光客や中国人や韓国人などが目的もなくうろつき回っている。
ここが戦前は旧陸軍の敷地だったと言う事は恐らく誰にも知られていないだろう。



戦前は陸軍の街、戦後はヤッカン通りなどと呼ばれ在日ヤクザが蠢く夜の街、そんな薄暗いイメージも吹き飛ばして今やオシャレゾーンの一つに数え上げられてしまった赤坂。華やかな再開発地区の光景は近代的でさぞ田舎者には眩しく映るだろうが、いささか面白みに欠ける。
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すっかり様変わりしたかと思いきや、TBS敷地の手前には一軒だけ取り残されたかのような廃屋同然の古民家がぽつんと残っている。
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近づいてみても、生活の臭いは微塵も感じられない。たまたま空襲を免れたのかも知れない、戦前から残っていた家の一つと思われるが、この家が現役だった頃は背後のTBSも陸軍の土地で、軍隊が忙しく通りを行き来していたのかも知れない。

しかし赤坂サカスの正面にあるファーストフードが在日韓国系のロッテリアだったりする辺りがさすがネット上で在日放送局と揶揄されるTBSの事だけはある。
ウヨに言わせればTBSが在日に乗っ取られているなどと言われているが、何の事はない。赤坂自体がそういう街なのだ。これからそんな赤坂の街並みを見て行く事としよう。

TBS放送センターに近い側の赤坂の商店街は、青山通り寄りと比べると格段に韓国系店舗が目立つようになる。昔「ヤッカン通り」と呼ばれていたエスプラナードのみに留まらず、街全体に及ぶ。

一ツ木通りとみすじ通りを結ぶ横道に入るとハングル文字の看板や焼肉屋ばかりが密集しているいかにもコリアタウン的な場所が隠れている。

やけに人だかりが出来ていると思ったら水戸黄門率いる一同が大立ち回りを演じている所だった。さすがTBSのお膝元だけある。水戸黄門は平均視聴率の芳しくないTBSでは数少ないキラーコンテンツ。

本場の大阪民国人も顔負けしそうなド派手な看板をぶちあげる「焼肉金太郎」をはじめ焼肉屋密度がハンパではない。

気がつけばそこらじゅうの雑居ビルがハングル文字に覆い尽くされている。東京のコリアタウンの中では唯一新大久保とタメを張れる勢いだ。
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2階は韓国家庭料理、1階はファーストフードかと思いきややっぱり韓国系のフライドチキン屋。ここまで韓国一色だと逆に清々しくもある。

ハングルが書かれた店舗は何も韓国料理だけに留まらない。美容室や仕立て屋といった衣食住に関わる店も多い。まさにコリアタウンと呼ぶべき街並みだ。
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インターネットカフェも完全に韓国語のみの表記。「アカサカ」「インターネットPC&ビデオ」くらいハングルで書いてあっても読めるが、そこから下はさっぱりわかりません。

やはり夜の街だということで需要が高いのか、韓国系美容室の数は非常に目立つ。

「韓国民族衣装貸出し」までやっている美容室も。芸能界には隠れ在日コリアンが多いが、TBSのお膝元である赤坂がこれ見よがしなコリアタウンなのを見ていても合点が行く。

コリアタウンなら必ず見かける韓人新聞やビョルク新聞などのポストもしっかり置かれている。

本日休業の韓国系飲食店の店先。微妙に日本語における敬語の使い方を間違えているのがコリアンクオリティ。店のご都合ですかそうですか。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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