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東武東上線のビンボー臭さもここだけは別格だ!板橋の田園調布らしい「ときわ台」 

池袋から埼玉南西部方面の郊外にだらだら伸びる東武東上線と言えばひたすら貧乏臭さばかりが際立つが、どうやら「ときわ台」という駅の周辺は貧乏臭い下町のイメージしかない板橋区の中でも「板橋の田園調布」と呼ばれる程の場所だと聞いた。

それが心の片隅で気になっていたので、ふとした拍子にときわ台をうろついてみる事にした。池袋から各駅停車で10分足らず。北池袋、下板橋、大山、中板橋と来てその次の駅となる。

北口の駅舎は昭和10(1935)年に武蔵常盤駅として開業した時からあるもので、青い洋瓦と白壁が特徴的な小さいながらもお上品な建物の造りが今でも見られる。

このときわ台駅の周辺は、先輩格たる田園調布に見習い郊外型高級住宅街を作る為に整備された街で、現在も駅の北口には田園調布に似たような放射状の街路と円形のロータリーが残っているのだ。

しかしどこか雑然とした雰囲気が強いのはここが板橋区だからだろうか。まあ東上線だししょうがない。あと、ときわ台と聞いて有名なのは自殺志願者を助ける為に警官が殉職した踏切事故(2007年)である。うっかり見過ごしたが、駅前の交番に碑が建っている。

駅前に掲示されている地図を見れば北口一帯には未だに高級住宅街の名残りらしき周回路が見られるのだがそれ以外は板橋区デフォルトの下町ゾーンになっているという極端な特徴。

しかしまあ、せっかくなので高級住宅街とは無関係そうな南口も見てみる事にした。こちらはいかにも東上線らしい雰囲気。駅前商店街やときわ台の地名由来である天祖神社などは南口にある。

雑居ビルばかりで高級感のかけらもない南口一帯。商店街が形成されているとは言っても大山や成増ほどの規模ではなく、なんだかショボい。

しかし駅ビルの裏側に回るといきなり怪しげなスナック横丁が隠れていたりする。さすが東上線クオリティ。線路側にある居酒屋ビルは3階建ての長屋になっていてこの狭い路地には非常に高密度に見える。

商店街としては大した規模じゃないけど飲み屋とかマッサージ屋といったオッサン向け店舗だけはやたら充実しているときわ台南口。

中にはこんな怪しげな店まで紛れ込んでいる。「HANEY FLUSH」(ハニー・フラッシュ)!!豪快なミススペルっぷりは東武東上線の英語力を素直に表しているのだろうか。これが板橋の田園調布クオリティ…

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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