【東京移民街2023】え、ここ文京区なの?治安悪化中、ベトナム飲み屋街と化す「湯島三丁目」のカオス【ほぼ上野でした】

文京区
©Masayoshi Osaka

文京区の湯島と聞くと、ある一定の知識層にとっては学問の神様・菅原道真を祀り、日本の最高学府である東京大学を近隣にひかえる土地柄だけにガチな受験生が大勢合格祈願に訪れる湯島天満宮(湯島天神)の存在を真っ先に挙げるのだろう。受験シーズンの2月下旬頃には境内の梅園にある梅の木が一斉に花を咲かせ、多くの花見客でごった返す。さて、貴方の元にも“春の知らせ”は届きましたでしょうか…知らんけど。

湯島天満宮はちょうど梅園が見頃になっておりました…

「文京区湯島」は一丁目から四丁目まであり、湯島聖堂がそびえ立つ、御茶ノ水駅寄りの湯島一丁目付近は東京医科歯科大学、さらに隣接地の本郷にも順天堂大学および東京大学医学部といった医学部付属の大病院が密集しており、そのため医療機器などのメディカル関連企業のオフィスの集積地にもなっている。どう考えてもエリート層の集う地域としか思えないわけだが…

あなたの社会的な立場で印象が180度変わる不思議な街「文京区湯島」

しかし常日頃から地の底を這いつくばるように生きてきた我々東京DEEP案内取材班からこの「湯島」という街を見れば、すぐ隣が「上野」というド庶民仕様の暗黒歓楽街で、その“瘴気”が溢れて流れてくるダークなエリアという一面しか見えてこないのである。その証拠に地下鉄千代田線の湯島駅を降りて地上に上がったところの天神下交差点から見えてくるのは、相も変わらぬ佇まいの「ホテル プリンセスI世」のネオン看板…

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【東京移民街2023】え、ここ文京区なの?治安悪化中、ベトナム飲み屋街と化す「湯島三丁目」のカオス【ほぼ上野でした】|逢阪
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