聖地巡礼、ヲタ自重!らき☆すた神輿が担がれる鷲宮神社「土師祭」見物 

久喜市

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いよいよ神輿が挙がろうとする頃を狙って、先ほどよりも一層ヲタ密度が上がった鷲宮神社鳥居前。9月ともなると日没も早く、夕方6時を過ぎると既に太陽は見えなくなっていた。

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そういえば駅から鷲宮神社通りに続く道すがら、以前見たときには無かった店の存在が…その名も「らき☆かふぇ」(笑)
言うまでも無く想像通りだがらき☆すたのキャラに扮するコスプレイヤーのお姉ちゃんが接客してくれる学校風のカフェだった。店の前と中にはエンドレスで「らき☆すた」が流れるテレビを設置している。
実はちょうどこの日をもって通年営業は終了、事前予約・イベント開催時だけ不定期営業という形になったそうだ。さすがにアキバに比べたらここは田舎すぎるわな。
案の定、中を覗くと客は全員男だったw

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らき☆すた神輿の出陣が夕方6時半からと聞いていたが、やってきてみると駐車場の敷地が既に魔界と化していた。人垣の中央には煌々と明かりが照らされる痛神輿の姿が。

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2度目の「らき☆すた神輿」はキャラクターの数も倍増して痛さも倍増。神輿めがけて周囲のヲタ軍団が次々カメラのシャッターを切る。もはや秋葉原どころではない熱気が辺りの空気を淀ませる。

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先ほどに続いて再び西又葵デザインの「痛ジープ」が出陣しだした。そこのけそこのけ痛ジープが通る。すぐさま立ち退くヲタ軍団が見えるがやはり男ばっかり。

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アニメやら萌えとは全く縁のなさそうなオヤジが痛ジープを先導していく。その光景がシュールだ。

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いよいよ本番間近ともあってテンション上がりっぱなしのギャラリーの皆さん。
何度もしつこく言うが男ばっかり。

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そうこうしているうちに「らき☆すた神輿」の担ぎ手達が一斉に威勢の良い掛け声を挙げ始めたのだ。普通、祭における神輿の担ぎ手といえば法被姿か上半身裸になるものだが、ここの担ぎ手は全員「らき☆すた」Tシャツを着用しておられます。

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背中に商店街のらき☆すた旗を背負っているのは地元鷲宮の「祭興会」の皆様方。今年・去年と続けて痛神輿の製作に尽力している。

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そうこうしているうちに本来の土師祭の主役である千貫神輿が動き出したが、痛神輿に夢中なヲタ軍団、そっちには目も暮れず(笑)
同じ場所で同じ祭りをやっているにも関わらず、まるで見えない国境があるかのようだ。

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この祭りの神輿行列で特徴的なのが、千貫神輿の前方に子供らが載って音頭を取ることだ。八百万の神と同様、神輿にも上に載ってもいいもの悪いものなどと違いが色々あるものだ。

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完全に千貫神輿をスルーして盛り上がりまくる痛神輿の担ぎ手一同。リアルで彼女いる人の割合はいくらくらいなのだろうと勝手に想像してしまいそうになるが、それは野暮というものだ。らき☆すた祭は萌えたもの勝ちの世界なのである。

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