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下町体感ゾーン「谷根千」の変なお店探し 

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日暮里駅北口から谷中銀座商店街へ向けて歩くと、夕日が綺麗に見えることで知られる階段「夕焼けだんだん」の手前に一軒の焼肉屋を発見する。もともと日暮里あたりは東側に行くとモロにコリアタウンなのだが、西側にはあまり焼肉屋は存在しない。何の変哲もない焼肉屋だが店の名前が「焼肉サラリーマン」だ。

見れば見るほどシュールである。一体ここの店主は何を思って店の名前を決めたのだろう。場所柄からしてもあんまりサラリーマンがいなさそうなんですが。新橋あたりなら違和感なかったのにこの場所にこの店名は浮きまくりである。

谷中銀座商店街の店にはあちこち「テレビで紹介された」旨の張り紙が張られておりいささか食傷気味なのだが、これもその類かと思ったら違った。

落語家の古今亭八朝の名前が書かれているがよく見るとCDとカセットテープの発売告知だし落語ではなく「現代風刺のマジ演歌」と書かれている。なんだこりゃ。

曲目は「どうすりゃいいのさ高齢者」「ふてくされ」の二本立てです。しかも緊急発売ときたもんだ。

しかも2曲とも歌詞がしっかり載せられている。政治にいじめられる高齢者は可哀想と一貫した主張が込められた歌詞がいかにも陰気臭すぎてワロタ。社民党か共産党の人が書いたとしか思えない歌詞であるが我々の世代が老人になった時にはもっと悲惨な事になってるだろうな。戦前世代ならともかく平和ボケの時代に生きれただけマシと思えと言いたい。年金食い逃げ世代の戯言乙。

その下には就職氷河期世代以降には解読不能な電波文も添えられておりなかなか香ばしい。谷中界隈は職業左翼が多いんでしょうか。

ちなみに後期高齢者の「後期」が「光輝」に訂正されているところもポイント。

よく見ると商店街のあちこちに9条世界会議(2008年の憲法の日に行われた左翼プロ市民のイベント)のポスターやピースボートのポスターがベタベタこれ見よがしに貼られている。やっぱりそういう土地なのかここは。

谷中銀座商店街を抜け、よみせ通りを少し北に進んだ先の路地を左に折れてみると、そこにはまたしてもある筋のマニアにはとても有名なラーメン屋が存在するのだ。

「日本一まずいラーメン屋」で知られる彦龍である。ダウンタウンの「ごっつ」で初めてテレビ出演して以来十数年、ネット界隈にも数多くの噂を広めているラーメン屋だ。

店の表にはテレビ出演した時に店主がビートたけし、志村けんと記念撮影した写真が大事そうに飾られているのだがかなり昔のものであることが分かる。日本一まずいラーメン屋の味はたけし曰く「キムチをドブに捨てたような味」と言うことだがそれよりも気になるのが店の外観の汚さである。素人がとても入れるような店構えではない。

ここに来たら注文すべきなのが「ダウンタウンラーメン」と「ホームページラーメン」だろう。ホームページラーメンとはその名の通りホームページを見た人でないと注文できないという代物だが彦龍のホームページ自体が存在しないので訳が分からない。(※非公式サイトでは彦龍ファンの有志が作ったブログが存在するが現在更新されていない)

【お悔やみ】「彦龍」は2010年1月末で閉店しています。そして元店長の原憲彦さんは2015年12月に他界されたという事です。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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