首都東京から多摩川一つ隔てて隣接する街、神奈川県川崎市。“ギリギリ東京から外れた街”というロケーションがそうさせるのか何なのか、治安が悪いガラが悪いとマイナス要素がやけに強いのが特徴である。特に京浜工業地帯の真っ只中にあるという地域柄か、戦前から多くの労働者世帯が流入していった歴史は、関西で言うところの尼崎や大阪市内のベイエリアや生野区あたりのそれとかぶる。
しかし今回やってきたのは、同じ川崎市でも臨海部から遠く離れた東急田園都市線溝の口駅である。川崎市の在日コリアン事情は別に臨海部に限った話ではない。多摩川を遡っていった内陸部にも結構あれこれと知られざる歴史を刻んだ場所がある。で、溝の口と言えば駅前の不法占拠マーケット「溝の口西口商店街」なんかもある香ばしい街ですけれども…
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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。

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