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蕨市アーカイブ warabi

蕨市DEEP案内マップ

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JR蕨駅の北西一帯に広がる巨大団地「川口芝園団地」にはおよそ2400世帯、5000人が住んでいるというが、そのうちの3分の1にあたる800世帯が中国人であると言われている。川口市芝園町の外国人登録者人口は1990年代後半を境に急激に上昇する。

その多くが中国の改革開放路線が始まった1980~90年代に留学目的で来日した中国人で、IT企業などに就職し比較的安定した収入を得ている高学歴者だと言われているが、一方で近年、就労目的での中国人の来日が急増している中で、築年数30年が経過し老朽化が進む芝園団地の空き部屋に次々中国人が入居しており、さらに中華団地化に拍車が掛かっているのだ。

参考までに、首都圏を中心に在日中国人の人口は爆発的に増加しており、現在では80万人を突破、とっくに在日韓国人を追い抜いて人口一位になっている。日本国籍を取得する中国人も毎年10万人ペースで増えているのだ(→詳細

日本では入国管理法の改正が行われた1990年以降、就労目的で日本に移住する在日外国人の数が急増した。それは全国各地にニューカマー外国人街を形成する大きなきっかけとなった。日本語も分からないまま彼らが異国での暮らしを続ける為に必要だったのは言葉が分かる者同士、同国人のコミュニティである。

彼らは比較的入居基準の緩い、UR賃貸(公団住宅)へ住みかを求めた。一般の賃貸住宅だと外国人の入居を認められない場合が多いからだ。そうして公団住宅に住み始めた外国人はやがて親類や友人の伝手から次々と移住者を集めていく。

そして全国各地に外国人街は出来上がった。有名なのは日系ブラジル人が集住する愛知県豊田市の保見団地で、専らトヨタ自動車関連の下請け・孫請け企業に派遣労働者として外国人が送り込まれている。

しかし関東にも保見団地顔負けの外国人だらけの団地が存在している。埼玉県川口市の「芝園団地」だ。

関東でも残り少ない現役ストリップ「蕨ミニ劇場」の前からは川口蕨陸橋がJRの線路を跨いで街が分断された東側へと伸びている。

蕨駅周辺は川口市との境界が入り組んでいて、どちらが川口でどちらが蕨なのか時折混乱する事になる。この橋を跨ぐと川口市に変わるようだが、駅東側一帯も川口市の芝地区と蕨市の塚越地区が混在していて実にややこしい。

埼玉県の京浜東北線沿線の街を見渡すと、県庁所在地の浦和駅周辺だけがやたら文教地区で風俗店が皆無なのに対して、一点に汚れ役が集められた街が大宮と西川口、そしてここ蕨駅周辺である。

埼玉のビバリーヒルズ、文教都市浦和の住民に言わせればそれは「棲み分け」であると言う。同じ埼玉の中でも街ごとのヒエラルキーは厳然として存在するのだ。

以前、ネットカフェに寝泊まりして住民票まで置いているという「ネカフェ住民」が居るという話を聞いて蕨を訪れた我々東京DEEP案内取材班だが、久々にこの街がどうなっているか確かめるべく再度訪問した。

JR蕨駅西口にやってきた。ネカフェ住民が居る「サイバーアットカフェ」の前を通り過ぎ、芝園団地方面に進むと「ぶぎん通り商店会」と書かれたゲートが見える。

東京DEEP案内ではこれまで散々蕨の町のヤバイ所ばかり案内しまくってきたわけで、これで終わってはさすがに蕨市民に失礼にあたるので(笑)中山道蕨宿に続く道を少しばかり散歩してみることにした。

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蕨駅西口から10分程度歩くと、蕨の町の総鎮守である「和楽備神社」の境内が見えてくる。小さな町の守り神だけあって神社の敷地もコンパクト。

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