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千葉の田舎に隠された珍萬系信仰スポット…佐倉市「熊野神社・太田の権現様」がマニアック過ぎる

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千葉県佐倉市と言えば、成田空港の手前にある街で城下町だったという以外にあんまり知らなかったりするんですが、こんな場所でも東京通勤圏だったりするので凄いですね。東京都心から40~50キロ圏、片道小一時間、都内だけでなく成田空港関係者のベッドタウンでもある、そういう街。

佐倉市 佐倉

今回やってきたのは佐倉市の西部、総武本線の電車が田園地帯を走るこちらの一帯。佐倉駅よりは隣の物井駅の方が恐らく近い。佐倉市太田という地区のとある場所ですが、こんな何も無さそうな集落に「ナニ」が大量に祀られてる「アレ」な神社があるんです。

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まず最初に訳のわからない田んぼの写真だったのは、そのアレな神社の場所がよく分からず、太田の集落を通り過ぎてこんな妙な山道をウロウロしまくった結果でした。本当にこの神社は場所が分かりづらい。そんな神隠しのような神社があるのかと疑わしくなる。

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ちょっと車を乗り入れるのも躊躇いそうになる集落の細い道を行ったり来たりしていたが、確かにこの場所に我々が目指すべき神社がある。

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これだ…その名は「熊野神社」。この太田集落の鎮守で熊野権現を祀る神社だという事だけはなんとなく分かる。「太田の権現様」と地元には呼ばれているとか。さて、紆余曲折あったが、まずは参拝するか…

佐倉市 佐倉

ここの熊野神社の鳥居は、神仏習合を示す両部鳥居と呼ばれるタイプのもので、またの名を権現鳥居という。創建不明だがかなり古い時代からある神社なのは見ただけでもわかる。

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鳥居を潜り境内に入る。集落の小さな神社のためか、ちゃんとした社務所らしきものもなく、無人状態。境内の奥に拝殿が建っている。

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鬱蒼とした雑木林の中にある神社のためか湿度が妙に高く、石灯籠が見ての通り苔むしている。夕時に来たというのもあって、もう既に蚊に食われ始めている。痒い。お参りは済ませたが、その「アレ」で「ナニ」な「ブツ」はどこにあるのだ。

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…と、拝殿の裏手辺りに目をやると、木陰に隠れるような形でちょこんと小さな祠が扉も開いたまま放置プレイになっているのが見える。もしやこれがアレでナニなやつか!

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開け放たれたままの祠の引き戸の格子には、おみくじか布か知らないが願掛けのようなものが大量に結ばれていて気味が悪い。このへんの土着信仰でしょうか、やっぱりよく分かりませんが。

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で、祠の中を恐る恐る覗きこむと…あった…大量のブツが祠の内部360度ぐるりと隙間無く納められている異様な光景が…

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中は殆ど日の光も入らず見えづらくてしょうがないのだが、確かにこの祠の中には陰陽石、特にご立派なマーラ様がこれでもかという程祀られている。チーバくんが無くした「富津岬」がいっぱいありますよ!

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しかし、決して綺麗に納められているという訳では無く、一部はダンボールの中に無造作にぶちこまれているだけで粗末な扱いを受けている。石だけじゃなくて木製のものも多いですね。

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この隠れ里のような集落の奥にひっそり佇むこんな神社に、昔からこっそりと訪れては子宝祈願に訪れる参拝者の姿があるそうで、こうした置物もかなり古くから祀られたような感じがする。祠の放置具合から見ても、ちょっとした廃墟探検気分にすら陥る。

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このへんの置物なんぞもはや昭和どころかもっと昔からあるんじゃないかと思えるものばかり。落ち葉や土やホコリでやたら汚れまくっていて管理が行き届かない感じが残念である。

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しかし、ソッチ系のお供え物がいっぱいあるからといって、見慣れたピンク色のアレを置いたまま帰る奴は一体何を考えてるんだろう…

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他にも子宝安産祈願の絵馬がいくつか掛かっているのだが、だいたい佐倉やその周辺の住所が書かれたものが多い。まあ地元密着型と言えばそうなんだろうけども…

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なぜか電車の模型や古銭を貼り付けたオリジナリティの高い絵馬まで祀られている始末。模型はサビつきが酷く時間の経過を物語っていた。

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そしてとりわけ存在感がキョーレツな立体男根絵馬。見れば平成三年の日付である。願い事には「早く良い相手が見つかり子孫を授けたまへ」とあるけど未婚だったんでしょうか。果たして願いは叶えられたのか、知る由もないが。

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傍らに置かれた神社のトイレも、もはや荒れ果てて使い物にならなくなっていた。何やらこの場所にいると廃村に迷い込んだような気分になってしまってオススメである。それより蚊に食われて痒くてしょうがない。とっとと帰ります。


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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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