記事を人に教える

全国唯一の漢字が使われる地名・埼玉県八潮市「垳」(がけ)が気になって行ってみた

記事を人に教える

【キュレーションメディア等、他サイトへの記事中の文章・画像無断転載厳禁】

日本地図を眺めていると時折素で読めない地名や、あまり常用しそうにない漢字が使われている地名があって「なんだこれは?」と思う事がよくあるのだが、そんな地名が東京の近くにもありました。 

八潮市 八潮

やってきたのはつくばエクスプレスの八潮駅。秋葉原から各停で20分以内で着いてしまう程都心からも近い。この八潮駅がある埼玉県八潮市には「垳」(がけ)という見慣れない漢字を使った地名が存在していて、どんな場所なのか気になって来てみたのだ。

八潮市 八潮

この八潮駅がある八潮市、足立区に隣接しているが、つくばエクスプレス開業まで長らく鉄道不毛地帯だった土地。農地と古い集落に混じって戦後都心から移ってきた産廃屋や土建屋やアレな方々が集住する微妙な郊外の街だったのが、駅前の開発ラッシュで真新しいマンションが雨後の筍の如く建てられまくっている。

八潮市 八潮

「垳」という地名の場所は八潮駅の南方向にある。どうもこの地名、駅前の区画整理で八潮市による地名変更が予定されていて、垳の地名が消える事になると垳地区の地元民が反対しているとも聞く。調べたら「垳を守る会」のブログも出てきました。行政の都合で歴史のある地名をやすやすと消滅されたくないもんですわね。

八潮市 八潮

それにしても、秋葉原からたった片道20分とは思えないこのフロンティアっぷりは異常。道路もあちこち作りかけで、この辺もいずれは整備されたマンションだらけの郊外住宅地になるのかも知れん。

八潮市 八潮

区画整理事業を説明する行政が設置した看板。TX開業による八潮市の都市開発への意気込みを感じずにはいられないのだが、オウム真理教が引っ越してきたりその絡みで刺殺事件も起こったりと田舎なのに物騒な住民が流れ着きやすい土地ではありますが…

八潮市 八潮

まあ、当方から見れば八潮という街は産廃と土建とラブホが田園風景に点在するダーク散居村的イメージだった訳で、土地の値段がべらぼうに安いのも理由があっての事ですよ。どれだけ安いかと言えば月極駐車場で例えれば5000円そこそこで借りられる場所が殆ど。

八潮市 八潮

もっとも開発が進むと地価も上がるだろうしそれなりに街として発展していくだろう。首都圏最後のフロンティアですから。あまり見るものもなさそうなので何気ない看板が気になって見てしまう。「犬の糞 飼い主ちゃんと 持ち帰り」。お、しっかり五・七・五になっとるな。

八潮市 八潮

そんな慌ただしく区画整理が行われる駅前を抜けると、元からある住宅地に抜ける事ができる。なんか、この辺が「垳」という地区らしいですが、作りかけ道路や空き地や工場が多い事を除けば、まあ普通の住宅地ですかね。

八潮市 八潮

TX八潮駅から南に500メートルくらいの所にあるのが垳地区の中心らしい。新興住宅地と渾然一体となっててあまり見分けが付かないが、綾瀬川と中川の間を流れる「垳川」が地区の南側にあって、その川を挟んだ向かいが東京都足立区六木になる。

八潮市 八潮

あんまり人通りもないし、商店街と言える程の店もない。コンビニすらない…まあ退屈極まりない訳だが「垳」という地名とその漢字は何を意味するか知りたいわな。

>2ページ目を読む


The following two tabs change content below.
東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
タグクラウドから記事を探す
スポンサーリンク
DEEP案内編集部のnote

知ってました?DEEP案内編集部のnote

ネット上で大っぴらにするのはちょっと憚られる内容の記事は「DEEP案内編集部のnote」で書く事もたまにございます。全て100円からの有料記事となっておりますので興味のある方のみご利用下さい。

記事を人に教える

スポンサーリンク
トップへ戻る
Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.