ピーナツ臭いと言われようが半島国家と言われようが地元ラブの千葉県民
江戸川を跨いだ東側に住んでいるだけで田舎モン扱いされてしまう千葉県だが、東京通勤圏はほんの一部で、銚子や館山、勝浦や鴨川までひたすら広大な県土を持っており十把一絡げに出来るスケールではない。
千葉県は東京の属国ではない。極左プロ市民のせいで虫食いだらけではあるが日本を代表する国際空港も所有しているし、農業も漁業も強い。
なのはな体操は北朝鮮の律動体操にそっくりで富津岬がチーバくんのアレだとしても千葉県民の地元への愛情は他の都県のそれとは一味違う。
そんな千葉県の各地域の特性を東京DEEP案内取材班は普段の街歩きレポートから得た経験をもとに簡単に分析しようと思う。
1・千葉原理主義者(主に千葉市周辺)
隣に東京があろうが根っから千葉に住み千葉を愛し千葉に生き続ける千葉一途な千葉原理主義者は千葉が東京のベッドタウンとして千葉都民だらけになっても一定数存在している。
千葉市はもともと房総半島や銚子、利根川を跨いだ茨城県に及ぶ広大な商圏を持つ衛星都市としての顔も持つ。外房線や内房線、成田線に乗っていてもたいがい千葉駅で下ろされてしまう。東京へ向かうピッカピカの通勤列車と、地方へ流れる国鉄仕様のオンボロ列車との境目が千葉駅なのだ。
それ以上に埼玉や神奈川のような東京の属国にはならんぞという気概が強く、津田沼から東側を境に独立国家の様相を呈している。国際空港もあるし農業も漁業も強い。
もしも東京が直下型大地震で壊滅したとしたら日本の首都は千葉になると思っているかどうかは定かではないが、それにしても千葉駅周辺の繁華街の寂れっぷりはちょっと悲しいぞ。特に栄町は泣ける。
【代表的な街】千葉https://tokyodeep.info/tag//稲毛https://tokyodeep.info/tag//幕張本郷https://tokyodeep.info/tag//本千葉https://tokyodeep.info/tag//蘇我https://tokyodeep.info/tag//土気
【代表的な名物】栄町、千葉動労、パイまん
2・総武線族(千葉駅~市川駅)
高度経済成長期以降「千葉都民」が急増した総武線沿線。むしろ県庁所在地の千葉市よりも発展しまくりで千葉市のアイデンティティ喪失に繋がっているとの危惧もあるが、前述した千葉原理主義者の存在もあるためあまり心配は要らない模様だ。
総武線沿線の駅と言えば、江戸川を跨いで東京都内に入っても新小岩や錦糸町といった飲む打つ買う三拍子のギャンブルダメ親父どもの巣食う底辺DQN歓楽街があるように、本八幡や船橋の駅前もそれに近い人種を抱え街並みもだいたい似たようなものである。
しかし裏を返せば都心にもそこそこ近いのに物価も家賃も割安で、ビンボーでもそれなりの生活が出来る場所という事で不動産人気も高いしひったくり等の街頭犯罪率も高い。千葉県が大阪府を抜いて日本一のひったくり天国となったのも、おおよそは貧民流入率の高い総武線か常磐線沿線の影響が強い。
【代表的な街】船橋https://tokyodeep.info/tag//西船橋
| 下総中山https://tokyodeep.info/tag//本八幡https://tokyodeep.info/tag//市川
【代表的な名物】ジャガーさん、中山法華経寺、中山競馬場、市川の梨
3・新京成線族(習志野市・船橋市・鎌ケ谷市・松戸市)
総武線津田沼、常磐線松戸まで行くと、今度は新京成線というなんだかよく分からない私鉄の駅がある。そこからさらに北習志野や高根公団、常盤平といった駅があり、なんとも微妙な団地や住宅街が潜んでいる。
千葉県内陸部はもともと明治期に入り社会構造の変化で大量に出現した貧民を救済する為、下総台地を入植開拓させ、出来上がった街には初富・二和・三咲・豊四季・五香・六実…と開墾の順番に数字を組み合わせた地名が付けられてきた。
さらに新京成線は鉄道連隊の軍用線を転用したという特殊な経緯で作られた鉄道。色々と訳ありな経緯で出来上がった街が広がっている。
ここまで来ると東京へ通勤するには少し遠すぎる場所だが、総武線沿線よりも格段に地価が下がるため、年々千葉県に流入する外国人労働者やフィリピーナや韓国人の姉ちゃん達がこぞって新京成線沿線に住み始め、また新たに貧民が流入しつつある。
【代表的な街】津田沼https://tokyodeep.info/tag//北習志野https://tokyodeep.info/tag//高根公団https://tokyodeep.info/tag//二和向台https://tokyodeep.info/tag//常盤平
【代表的な名物】微妙な団地、微妙な住宅地
4・東武野田線族(船橋市・鎌ヶ谷市・柏市・野田市)
総武線船橋、常磐線柏、さらに醤油の街野田から江戸川を跨ぎ埼玉県の春日部と大宮までを結ぶ東京外環スペクタクル田舎鉄道・東武野田線。もともとは野田のキッコーマン工場から醤油を運ぶ為に柏と野田の間に建設されたものだが現在では専ら通勤通学路線。
一言で東武野田線と言えども実の所は柏駅で運行体系がぶつ切りになっており大宮~船橋間の電車が殆ど直通していないため、柏で大宮行きに乗ると途端に埼玉臭くなる。
チバラギ文化圏の中心地である柏と埼玉随一の貧民路線である東武伊勢崎線、それにグンタマ北関東圏の集積地である大宮を結ぶ役割は大きい。いつもガラの悪い学生やヤンキーが多い印象。
東武野田線沿線の感覚に慣れてくると千葉も埼玉も殆ど違いが無くなってきそうで怖い。
【代表的な街】馬込沢https://tokyodeep.info/tag//六実https://tokyodeep.info/tag//豊四季https://tokyodeep.info/tag//江戸川台
| 野田市
【代表的な名物】キッコーマン醤油
5・東京ベイシティ(笑)(浦安市・市川市行徳地域)
千葉県民のくせに東京面してお高く止まっているととやかく言われる浦安市と隣接する市川市行徳エリア。昭和40年代以前は陸の孤島で交通手段に乏しい漁村農村でしかなかったのに、たちまちベッドタウンと化してしまったので新住民と旧住民の軋轢が大きいのが特徴。
東西線沿線は家賃相場もそこそこ高いので平均的なサラリーマンが最も多いのが特徴だが低家賃のボロアパートもそれなりに多く貧民の流入もそれなりに多い。浦安市に住んでいるだけで「ディズニーランドがある」と鼻高々に自慢出来るが東西線沿線に居る限りは生活圏は全く別で無関係だしそんなに浦安暮らしに憧れる程、実際に柄が良い訳でもない。むしろ「浦安鉄筋家族」の貧乏臭いイメージの方が近い。
ちなみに浦安市内を走る路線バスは「東京ベイシティバス」で、浦安市民マラソンは「東京ベイ浦安シティマラソン」、浦安にあるのに「東京ディズニーランド」と、特に浦安側は東京をアピールしまくっている。実際大手町から東西線の快速でたった15分だしなあ。
【代表的な街】浦安https://tokyodeep.info/tag//行徳https://tokyodeep.info/tag//妙典
【代表的な名物】あさり、浦安鉄筋家族、市橋くん、姉歯建築設計事務所、行徳富士
6・京葉マダム(海浜幕張~舞浜)
東京ディズニーランドが開園し東京湾岸に京葉線が開通してからというものの、ネズミの魔法だか何だか知らぬが舞浜や新浦安を中心に夢の高級マンション化、勘違いマダムが「マリナーゼ」などとほざいて浦安に流入、彼女らの存在を埋立地になぞらえて「ウメタテーゼ」と揶揄する事もある。
それと同時に京葉線沿線にはオシャレスイーツの勘違いマダムをターゲットとした買い物施設がオープン、舞浜にはイクスピアリ、南船橋にはららぽーと東京ベイ、幕張メッセや副都心のある海浜幕張もやけに場違いなセレブタウンと化し独特の匂いを放っている。
京葉線のリア充率の高さに辟易しながらも京葉工業地帯で働く底辺の派遣労働者も毎朝毎晩同じ京葉線の電車に揺られてご通勤。千葉県の中の格差社会が見物出来る貴重な路線です。
【代表的な街】海浜幕張https://tokyodeep.info/tag//南船橋https://tokyodeep.info/tag//新浦安https://tokyodeep.info/tag//舞浜
【代表的な名物】東京ディズニーリゾート、ららぽーと東京ベイ、幕張メッセ
7・常磐線族(松戸・柏・我孫子)
同じ千葉県でも先述した千葉原理主義者や千葉都民とは異なる民族が住むのが常磐線沿線。ここは千葉でも東京でもない「チバラギ共和国」という独立国家であるとさえ言われる独特のエリア。江戸川を越えて松戸から始まり我孫子、天王台を過ぎ利根川を越えると取手から先は茨城県、しかしこれらのエリアは常磐線という軸で繋がる同一の文化・同一の生活圏を持つ。
俗に「チバラギ文化圏」と呼ばれるこの一帯においてその中心都市は柏である。「千葉の渋谷」と呼ばれる柏の繁華街には常磐線に乗ってカッペが流入、東武野田線に乗って埼玉人もやってくる。渋谷は遠いし、もう柏でいいじゃん、と開き直っている節もあるが、柏のヤンキーの多さは何とかならんのか。
隣の松戸も「MAD CITY」などと言われ柏と負けないDQNの産地として名を馳せている。
【代表的な街】松戸https://tokyodeep.info/tag//新松戸https://tokyodeep.info/tag//柏https://tokyodeep.info/tag//我孫子
【代表的な名物】マツモトキヨシ、ヤンキー
8・ニュータウン千葉都民(北総線・東葉高速線・つくばエクスプレス線)
急増する千葉都民に応えるように千葉県の鉄道網も続々新しく作られてきた。それが北総線や東葉高速線といった既存の都心直通路線と相互乗り入れ運転を行っている第三セクター鉄道だ。採算が取れづらいのかして運賃が馬鹿高いのが特徴。
北総線で行ける千葉ニュータウン中央、東葉高速線で行ける八千代緑が丘などは都心からは陸の孤島かと思う程の位置にあり鉄道運賃も高額な為、地価の安さに目が眩んでこの辺に一軒家を建ててしまった人々が高い定期代を払って都心に長時間通勤する事が常態化している。
特に鬼のような通勤ラッシュで有名な地下鉄東西線に直通する東葉高速線沿線住民はマゾかよと思う。これを言い出すと田園都市線や小田急線とどっちがマシだという話になるが、会社ばかりの人生で街への愛着も千葉県への愛着もなくただ家に寝に帰るだけなので、これらの沿線の街は総じて駅前に何もない事が多い。
一方で最新のつくばエクスプレス沿線はまだまだ土地もダダ余りだし秋葉原直結でやたら早いので、まだまだ発展の余地が大いにありそう。駅前何もないけどね。
【代表的な街】千葉ニュータウン中央https://tokyodeep.info/tag//印旛日本医大https://tokyodeep.info/tag//八千代緑が丘https://tokyodeep.info/tag//流山セントラルパーク
【代表的な名物】京成スカイアクセス線、印旛沼、微妙なニュータウン
9・内房総族(市原・木更津・富津など)
千葉市からさらに向こう、内房線に乗って行くエリア。市原、袖ヶ浦、君津、富津辺りの東京湾に面した部分は京葉工業地帯となっていて、工場勤めの労働者やヤンキー、DQNが多いのも特徴。完全にモータリゼーション社会に依存している影響で、かつて内房で最も栄えていた木更津の中心地は空洞化、千葉県を代表するレトロ廃墟市街探索が楽しめる。
東京湾アクアライン開通の影響で毎年シーズンになると東京や神奈川から大量の観光客が房総半島に遊びにやってくるようになった一方で内房住民が気軽に首都圏に出るようになったため「ストロー現象」が起きて中心市街地の衰退が加速したとの説もある。川崎から木更津まで片道たったの30分かよ。隔世の感があるよな。
【代表的な街】五井https://tokyodeep.info/tag//木更津https://tokyodeep.info/tag//袖ヶ浦https://tokyodeep.info/tag//富津
【代表的な名物】潮干狩り、富津岬、東京湾観音
▲行った事ありません。記憶にございません。
10・外房総族(茂原・東金・いすみなど)
千葉市の向こう、外房線に乗って行くエリア。鉄道だと総武線・横須賀線乗り入れの上総一ノ宮行きという訳のわかんない電車が走っているが、久里浜から東京湾をぐるりと回って外房まで突っ走っているのだ。
こりん星から来たとか言う割には茂原市出身という某タレントの他、色々あるようだが東京DEEP案内取材班は未だに訪問した事がない。すみませんすみません。九十九里浜やいすみ鉄道は知ってるんですが、他にも何か面白い場所があったら教えてください。
【代表的な街】茂原https://tokyodeep.info/tag//東金https://tokyodeep.info/tag//成東https://tokyodeep.info/tag//上総一ノ宮https://tokyodeep.info/tag//大原
【代表的な名物】九十九里浜、いすみ鉄道
11・南房総族(館山・鴨川・勝浦)
同じ千葉県なのに都心から片道15分で行ける浦安もあれば片道3時間も掛かるのが南房総の中心都市館山。東京から120キロもあるんだからしょうがない。房総半島のスケールのでかさを思い知らされる訳だが、X JAPANのYOSHIKIとTOSHIの出身地だと言えばごく一部の人々には通りが良い。
主に漁村農村で占められている昔ながらのエリアだが中途半端に東京に近い為に街並みは北東北の片田舎を彷彿とさせる凄まじい寂れ方を見せていてなんとも切ない。しかし廃墟と手掘り洞窟の多さは他の追随を許さない。
東京近郊のレジャースポットとして海産物やなめろうやサンガ焼きを食ったり鋸山に登ったり野島埼灯台まで突っ走ったりと色々な楽しみ方が出来るエリア。放火されて無くなったがあのシャブPの別荘もあったし芸能人もお忍びでやってくるようだ。
【代表的な街】館山https://tokyodeep.info/tag//安房白浜https://tokyodeep.info/tag//鴨川https://tokyodeep.info/tag//勝浦
【代表的な名物】Yoshiki/Toshi(X JAPAN)、なめろう、野島埼灯台、崖観音、廃墟
12・成田市民(成田・佐倉など)
ご存知成田空港がある千葉県における空の玄関口。都心からはかなり遠い訳だが、京成線に乗ってここまでやってくるとユーカリが丘だとか意味不明なニュータウンがまだまだ転がっている。成田は今でこそ国際空港で有名になっているが元々は成田山新勝寺の門前町。参道の商店街はなかなか情緒があって素敵だけどジジババしかいない。
京成成田駅近くや少し離れた富里市日吉台辺りは何故か韓国料理屋が多くにわかにコリアタウン化しているようで、さすが国際空港に近いだけの事はあるのか知らんが意味不明である。
この付近も戦後に開拓者を入植させて作られた街で、成田空港建設の際の成田闘争においては国策で入植した開拓者がまた国策で立ち退かされる羽目になった。立ち退きに応じない一部農民に極左プロ市民が介入して泥沼の闘争が40年以上経った今でも続いていて、未だ虫食いだらけの国際空港は異常。
【代表的な街】成田https://tokyodeep.info/tag//酒々井https://tokyodeep.info/tag//佐倉https://tokyodeep.info/tag//富里https://tokyodeep.info/tag//八街
【代表的な名物】成田国際空港、成田山新勝寺、八街産ピーナツ
13・銚子市民(銚子市・旭市・匝瑳市・香取市など)
利根川最下流、日本有数の巨大漁港である銚子は千葉県下第二の都市で古い歴史を誇ってはいるが漁業の跡継ぎ不足や国内の働き手が重労働を嫌い年々人手不足になっているのを「外国人研修生」という名の都合の良い労働者を使って何とか維持している状況。なので銚子の街を歩くとやけに外国人の姿が多い。そして商店街の寂れっぷりが凄い。
銚子をはじめ利根川下流域の街は川向かいの茨城県との繋がりが強い為、この地域も柏や取手などと同じく広範に「チバラギ共和国」の一部であると認識しても良い。
生活圏も文化圏も利根川一本で結ばれている。これぞ大いなるチバラギ。そして国民的飲料はマックスコーヒー。
【代表的な街】銚子https://tokyodeep.info/tag//飯岡https://tokyodeep.info/tag//八日市場https://tokyodeep.info/tag//小見川https://tokyodeep.info/tag//佐原
【代表的な名物】銚子田中町中華スナック街、犬吠埼、佐原水郷
▲千葉県の県民体操「なのはな体操」
▲千葉県の県民歌「ファイト!ファイト!ちば!」
主な千葉ローカル物件の数々
【体操】なのはな体操:千葉県が制定した県民体操。1983年から県内の小中学校の運動会などで使われだした為、この頃に千葉県内の小中学生だった人間はみんな「なのはな体操」の振り付けを覚えているという。
80年代に作られたテクノポップ調のメロディはYMOを意識したようで微妙にズレていて、北朝鮮のラジオで流れているような独特の音楽となっている所が素敵。
「なのはな体操を知らない県民は県民ではない」とまで言われているが、千葉都民の多い浦安や市川などの江戸川流域の一部の学校では使われていないらしく、なのはな体操を知らない住民も多いという。
【人物】ジャガー(JAGUAR):本八幡在住のロックシンガー兼仕立て屋。今でも本八幡駅前に独特の風貌を持つ自社ビルを構え、仕立て屋を本業に活動を続けている。
昔は駆け出しの頃のX JAPANやGLAYのメンバーとも付き合いがあり、HIDEが高校時代にジャガー氏の店でバイトしていたらしく、色々とエピソードがある人物だが音楽関係にそこまで興味がないので詳しくは自分で調べろ。
【放送】千葉テレビ「ハロー・ジャガー」:千葉のローカルテレビ局千葉テレビの深夜番組。
本八幡在住のロックシンガー兼仕立て屋のジャガー氏自らが放送枠を買い取って自分の番組を放送している。番組内容はもっぱらジャガー氏本人の近況と歌のコーナー。
【音楽】ファイト!ファイト!ちば!:本八幡在住のロックシンガー兼仕立て屋のジャガー氏が歌う千葉県の応援ソング。千葉県各所の地名が出てきて県民にはたまらない内容。思い出深そうに語りかけるような謎めいた歌い方で聴く者の心を捉えるジャガー氏の勇姿がカッコイイ。
【企業】サイゼリヤ:全国展開するイタメシファミレスチェーン。安さを全面に押し出していて、ドリンクバーで長時間居られる事から低所得層の多い地域を中心に学生や主婦、DQNの溜まり場として絶大な支持を得ている。その一号店が市川市の本八幡駅北口の一角にひっそりと残っているのだ。しかし現在の本社所在地は埼玉県吉川市。1997年に本社工場を移転して以来、すっかり埼玉の企業になってしまっている。
【ローカルフード】マックスコーヒー:コカ・コーラボトリング系列の「ジョージア」の一種となっているが、最近までは千葉と茨城(あと栃木の一部)にしか無かった別名「ちばらぎコーヒー」。
利根コカ・コーラボトリング社のプライベートブランドという位置付けで、練乳てんこもりの激甘コーヒー飲料。甘ったるくてしょうがないのに、何故かまた飲みたくなるという謎の中毒性を秘め、チバラギ共和国内では国民的飲料として愛され続けている。
長らく千葉県民のローカル飲料だったが、2009年2月より全国進出、首都圏の至る所でマックスコーヒーの缶を見る事が出来るようになった。
一時期ビタミン入りの「マックスコーヒーV」という何がやりたいのかよく分からない亜種が出回ったが、いつの間にか消えた。
【ローカルフード】アラビヤン焼そば:サンヨー食品が販売する即席麺。粉ソースをかけて炒めるタイプのもので「サッポロ一番ソースやきそば」の姉妹品でほぼ同じ中身と思われるが、ターバンを巻いたインド人の人形がパッケージの当商品は何故かチバラギ共和国にしか置かれていない。
元は1967年に発売開始された歴史の長い商品だが、試験的に販売した所あまり売上が芳しくなかったものの、なぜか千葉県と茨城県の一部地域だけに好評で販売を継続した結果、ローカルフード扱いされるようになったとか。
こちらも2009年から全国進出を始めたようで、千葉県の外でも売られるようになったらしい。ちなみに千葉の中でも銚子や東金あたりの海沿いの地域で特に好まれているらしく、スーパーで高い確率で見かけられるそうだ。不思議なものである。
▲「チーバくん」千葉県のマスコットキャラ決定。異論なし。
【マスコット】チーバくん:千葉県の形をモチーフに作られた犬のような不思議な生き物は2010年開催「ゆめ半島千葉国体」のマスコットキャラクター。身体全体で千葉県を表しているという郷土愛丸出しっぷりが県民のハートに火を付けたちまち千葉県のマスコットキャラクターに昇格。
誰かが初音ミクに唄わせて作ったテーマソング「チーバくんの歌」まで誕生する始末。またまた郷土愛を刺激する歌詞が満載で千葉県民の千葉ラブっぷりを見せつけられる。
以前は顔だけが千葉県の形というとってもブサイクな「ちば犬」という「ちば環境再生基金」のマスコットキャラがいたがいつの間にかチーバくんにお株を奪われて存在意義を失っている。
<告知>次回は「わかりやすい神奈川県案内」を予定しています。乞うご期待。