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【激臭】日本で唯一、本物の下水管の中に入れる施設「小平市ふれあい下水道館」に突撃【クッサー】

街の臭い、人の臭いが大好きな東京DEEP案内取材班です。そんな我々にとって、是非行かなくてはならない場所があったので、つい先日出かけてきました。

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「日本で唯一、稼働中の下水道管に入って異臭が体験できる施設」
そんな素敵な所が小平市にあるというので、我々は西武線を乗り継いで、国分寺線の鷹の台というひどくローカルな駅に降り立ったのでした。

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西武新宿線小平駅から拝島線に乗り換え、さらに小川駅で国分寺線に乗り換えるという非常に辛気臭いルートでしか来る事のできない鷹の台駅。中央線の国分寺駅に通じているのでそこから乗り換える手もある。

駅前は常に学生でごったがえしている。文教地区として街を整備しており、周囲は津田塾大学や武蔵野美術大学など教育施設が集積しているからだ。

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下水道体験ができる「小平市ふれあい下水道館」へ向かうために、駅から玉川上水に沿った道を進む事になる。駅前はこじんまりと一通りスーパーや外食店が揃っていて不便さは感じない。

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時折走る西武国分寺線の黄色い電車。もとは本川越から国分寺までを走る西武鉄道最古の路線(1894年開業)だったが、西武新宿線の開業で現在のように東村山からの支線扱いとなっているのだ。

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現地にやってきて初めて気づいた。国分寺線はいまどきの東京らしくない「単線」なのだ。途中駅で複線ホームになっているため、双方の電車が駅で退避しながら進行することになる。

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国分寺線の単線線路が玉川上水にさしかかる。江戸時代、江戸市中の水不足を解消するために武蔵野台地の東西に開削された水路である。この玉川上水に沿って遊歩道が整備されているので、その道を伝って府中街道の九右衛門橋交差点まで行く。

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津田塾大学などがある府中街道を南下すればすぐに「ふれあい下水道館」の看板が現れる。それにしても誰がこのネーミングを考え付いたのだろう。「下水道」と「ふれあい」の間の言葉の隔絶感がとってもシュール。

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この「ふれあい下水道館」は1990年度に小平市の下水道普及率が100%に達した事を記念して作られた市の展示施設。

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ホームページを開くと「日本唯一の下水道テーマパーク」と書かれていて笑えるのだが、我々の都市生活の根幹を支える重要な機能である下水道の役割を学ぶ貴重な施設と言えよう。しかも入場無料。

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下水道館の前には、下水処理施設を通った浄水が使われた池がある。実は近くの玉川上水もかつては近隣の住宅開発などによって水の流れが枯渇していたそうだが、東京都の清流復活事業により現在は下水処理水という名の「清流」が戻っている。

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ふれあい下水道館がある場所は「小平市上水本町」。下水道なのに上水とはこれいかに。玉川上水の事であるのは言うまでもないが。

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「ふれあい下水道館」の入口。建物こそは綺麗だが、中には本物の下水道と対面できる場所がある。入る前からドキドキワクワク感全開。ただし閉館時間も4時と早いので、出来れば昼3時までにはここに辿り着きたいものだ。

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玄関ドアにのっけから注意書きが書かれている。「館内の気圧が下がる為、ドアーを開け放しにしないで下さい。(下水の臭いが充満します)」

館内に本物の下水道があるぶん、建物内の気圧調整で悪臭の流れをコントロールしているのが分かる。我々のような客はともかくここで実際に働いている職員もいるのだからそのへんが徹底しないと話にならんだろうな。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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