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【祝・中核市移行】続・埼玉の無法地帯タウン「西川口」の中華街化がさらに加速している件【移民の街川口市】

埼玉県川口市、かつては関東屈指の裏名所として名を轟かせていた「西川口」駅周辺が近年新興チャイナタウンとして急激に発展しまくっている件、既に何度も当サイトでは紹介しているのだが、とうとうテレビ朝日の長寿番組「タモリ倶楽部」にまで西川口の中華街ネタが取り上げられる事態となってしまった。

というわけで、当サイトでも西川口中華街の地上波デビューと川口市の人口60万人突破&中核市移行を記念して西川口の中華街レポ2018バージョンを急遽増量してお届けする事にした。最初に申し上げておくが、今まで当サイトで取り上げた中国人経営の店舗や街の風景は、この底なしの無法地帯タウン西川口の中の、ほんの氷山の一角に過ぎない。

西川口駅前の不動産屋が軒並み外国人ウエルカムな件

西川口駅西口ロータリーに誇らしげに掲げられた「平成30年4月 中核市 川口 誕生」の横断幕。この通り、今年4月から中核市に移行する事が決まっている川口市もネット上で自虐満載のPR動画を流し「ほぼ東京」「治安だって言うほど悪くない」とアピール、コスパの良さに惹かれて住民も増えているわけだが、個人的には武蔵小杉の「バカと煙」を地で行くタワマンに住んで毎朝スカ線の改札口に行列を作る情弱カッペリーマンよりも川口のそこそこなマンションを住処に選ぶ人間の方がよほど堅実に思える。

しかし川口がなぜ「東京から近いのに地価が安い」のかという理由は、特に西川口駅前の不動産屋を一通り見て回るとお察し頂ける事であろう。この街の不動産屋はとにかく「外国人ウエルカム」なのである。

とある不動産屋の店先にこれ見よがしな世界各国の国旗が掲げられていて笑っちゃうんですが、外国人、水商売の方、高齢者の方、生活保護の方、ワケありの奴らはなんでも来い、それが西川口の不動産屋スタイル。結果として住民の質もお察しの通り、という事になるのは自明の理である。西川口・蕨を中心に、中国以外の国籍を持つ外国人住民も非常に多い。

「NK流」が壊滅して相当経つにも関わらず、これまで西川口という街に持たれていた悪しきイメージは首都圏住みの人々の間では定着しており簡単には変わる事はない。しかし外国人はそんな事など気にしないわけであって、西川口の不動産屋が外国人向けに商売をやるのは至極当然な話なのだ。しまいにはモロに中国人経営の不動産屋まである始末。

こうして西川口は中国人の街になった

そもそも、大規模取り締まりの末に違法店舗が潰され、もぬけの殻になった雑居ビルに次の借り手が見つからず、それらのビルが廃墟同然に朽ち果てていた酷い状況を我々は2010年前後に見ている。西川口のイメージを敬遠する日本人とは違って、家賃相場も手頃ながら駅にも近く都心にも通いやすいという立地を「良し」と判断した中国人によって続々買い占められた末の光景がこれなのである。

近年の西川口駅周辺は、数ヶ月単位で新たな中国人経営の飲食店が増え続けたり、入れ替わり立ち替わりしているのが現状である。すっかり新興チャイナタウンとして定着した池袋や新大久保、上野、もしくは亀戸や小岩など総武線沿線の下町エリアのような都内の街ではなく、この西川口で商売を始めようとする中国人も多いのだろう。

朝の西川口中華街を歩いていると、とある中国物産店の前に横付けされたワゴン車の中には豪快にまる一頭が半身になった豚の枝肉が無造作に車の後部に並べられている姿が目に入った。衛生基準にうるさい日本の一般的な食肉業者なら恐らくこんな雑な仕事はしないだろう。こういうところまで、リアル中国スタイルなのである。

ドギツイ場末の雰囲気で福建料理が食える「福記」

絶賛増殖中の西川口リアル中華料理食べ歩きレポを今回も。西川口で四川、東北、延辺、上海、台湾、香港など、中華圏各地の食い物を扱う専門料理店が腐るほど増えているわけであるが、今回はその中でもあんまり他に無いと思われる福建料理店「福記」にピットイン。駅西口の場末感のきつい木造ボロ長屋飲食街の片隅にその店はある。以前は「一旬屋」とか「福清小吃」と書かれた看板が掛かっていたが、外国人経営の飲食店舗は頻繁に屋号が変わる事も珍しくない。

家庭的で非常にこじんまりとした「福記」の店内には四人掛けのテーブルが四卓のみで、うち一つは従業員の私物が置かれているが、これも中国人経営の店では「あるある」ネタである。店が狭いのですぐに満席になるためこれまで入店できずにいたのだが、意外に店内には日本人客もいる。

兎角、福建料理の特徴と言えば「あっさり味」「海産物が入る」という事らしい。台湾が近いのと烏龍茶が有名なくらいしか知りませんでしたが「番薯丸」(1000円)と呼ばれる肉団子スープが店の看板メニューという事で注文。見た目通りの超絶あっさり味。お好みで辣油を足すのが良い。

ついでに福建風味の炒めビーフン「炒米粉」(1000円)も注文。大きめの海老が一匹乗っているが既に上半身と下半身が分離しており見た目が残念。味付けは悪くないが、家庭料理の域を出ない感じがする。まあ、故郷の味が食えると有難がる現地人の客もいる事だろう。それと、お安さがウリの西川口における中国飯の中では割と価格帯が強気である。

ランチ定食メニューがクソ安い「王府景」

続いて、福記の隣の雑居ビルに店を構える「王府景」(ワンフーチン)。結構昔から営業していて西川口の本格中華料理店としては古株に近いものと思われる。

王府景は昼間のランチ定食メニューがやたらと激安であるのが特徴だ。平日の昼間から店に入り浸って激安つまみにビールで寛いでいる中国人親父客が何組もたむろしているのだが、一体この方々の仕事は何なのかと勘繰りたくなる下衆な感情は抑えて、メニュー表を見る。チンジャオロース丼500円、麻婆豆腐丼とか天津丼なら390円というお値打ちぶり。これが西川口価格。

やはり同じく390円の担々麺も決して具材がしょぼい訳でもなく普通に美味しく頂ける。やっぱり西川口で食う飯はこうでないとな。

ビールのアテに頼んだ「イカの香港漁師風炒め」(800円)も中国人好みっぽいピリ辛な味付けでどんどん箸が進む。若干”飛んで火に入った”と思しきコバエも混ざっているが美味しいのでそのくらい無問題なくらい腹一杯食っちゃったのである。

現地にありそうなシャレオツ系軽食スタンド「街角小桟」

さらに西川口駅西口ロータリーのバス停前に面した「天亀そば」の隣にいつの間にか出来ていたのが、中国の繁華街にいかにもありがちなシャレオツ系軽食スタンドの体裁で営業している「街角小桟」。

店のデザインやロゴがイマドキの中国風味で、逆にこの手の店が今まで日本に無かった気がするので妙に新鮮な感じである。しかし「街角小桟」という店名で日本語読みがなぜ「マチカド   ショウコ」になってしまうのか分からん。

ここも店内は非常に小さく、基本的に持ち帰り客が中心のようだが、右側一面にカウンター席が5つあり、ここで食って帰る事も出来るようになっている。店内BGMにはイマドキっぽい中国語のポップ音楽が流れていて、いかにも最近の中国の街角にありそうな雰囲気がする。そう言えば昔、香港や深センに行った事がありましたが、現地にこんな感じの店、あった気がしますね。

ここで扱っているのはミルクティー(奶茶)や中国人のおやつとして定番の串焼き各種や手羽先、それと台湾スイーツとして知られる芋圓など。この通りイマドキっぽい店なので、客層も若い中国人女性が多めであるが、おおよそ日本人向きではない。日本語表記もあるし店員も日本語は一応通じるが…

芋圓2号(奶茶仙草、550円)とタピオカミルクティー(350円)を注文。ここでもアウェー感半端ないわけであるが、卓上にはコンセントもあって携帯電話を充電しながらたむろする事もできるし、狭いながらも気が利いている。西川口住みの中国女子には人気店のようで、彼女らが料理を携帯電話で撮影する姿も目にする。インスタ映えならぬ「ウェイボー映え」でも狙っているんでしょうか。ちなみにWiFiも飛んでいるのでネットもやりたい放題。

忘れ去られた新名物「西川口まんじゅう」って知ってます?

ちなみにこれは蛇足であるが、現在「街角小桟」が入居している場所、2010年頃は「西川口まんじゅう」という謎の店舗があった。「NK流」の壊滅後、死んだようになっていた西川口の街をどうにかしようと地元商店主が「西川口の新名物」と銘打って1個10円の激安まんじゅう屋をやっていたようだが、出だしからズッコケ感満載で、程なく潰れて無くなってしまった。これが「産みの苦しみ」というやつだろうか。結果、西川口は新中華街として復活したのであるが。

※2018年1月6日(5日深夜)、テレビ朝日「タモリ倶楽部」で西川口の新中華街ネタが放送される予定。一般的な認知度が高まること必至である。当サイトも近日、西川口新中華街レポを増量予定です。

福記

営業時間 [月-水、金-日]12:00-01:00 木曜定休
埼玉県川口市西川口1-24-8

埼玉県川口市西川口1-24-8

王府景

営業時間 [昼]11:00-15:00 [夜]17:00-04:00 年中無休
埼玉県川口市西川口1-24-10

埼玉県川口市西川口1-24-10

街角小桟

埼玉県川口市西川口1-2-9

埼玉県川口市西川口1-2-9


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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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