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メチャクチャ過ぎるDIY系駐輪場!東所沢駅前「アサヒヤ駐輪場」の衝撃 (全2ページ)

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東京「都内」の感覚に慣れてくると、いかに都内が恵まれた環境かという事を忘れそうになる。道路などのインフラだってそうだ。都内を外れると途端に歩道がしょぼくなったりして自転車で走りづらくなる。そしてそういう場面は道路に限らず駅前の駐輪場にも当てはまる。

駐輪場と言えば例えば江戸川区が整備した東西線葛西駅前の全自動巨大地下駐輪場の豪華さはため息が出る程凄いが、これも都内を出て隣の埼玉なんぞに入ってみると途端に原始的な駐輪場を目撃する事となりその歴然たる格差を噛み締める事となるのだ。

んで、やってきたのが武蔵野線東所沢駅。所沢と言えば西武王国だけど残念ながらここまで黄金列車はやって来ない。池袋から行くと西武の秋津駅か東上線の朝霞台駅で乗り換えを済ませてさらに武蔵野線に乗る事になる。これがJRだけだと埼京線武蔵浦和で乗り換えになるが遠回りであんまりスマートじゃない。

休日の昼下がり、ヤンキー家族やらヤン車やらがやけに多い東所沢駅前。のっけから埼玉クオリティを見せつけられる当駅前にヤバイ駐輪場があるという話を聞きつけ、それだけの理由でわざわざやってきた取材班。早速目的の駐輪場を探す。

直線距離では都内の練馬からもそんなに離れていないはずだが武蔵野線の駅と言うだけでやたら遠いわ場末感が酷い。相変わらずギャンブル線とか呼ばれている路線だが、開発著しい越谷レイクタウンやら吉川美南駅やらとは違ってここは変わり映えのないどんよりした駅前風景。都営大江戸線が光が丘からここまで延伸するとか構想が出てるけどいつの話になるのやら。

だだっ広い駅前には多数まともな駐輪場があるけど、一箇所だけどう見てもまともそうに見えない駐輪場が紛れている。っていうか見た目は駐輪場と言うよりただのガラクタ置き場じゃないか。何なんだこれは。

しかし恐る恐る近づいてみるとそれはれっきとした駐輪場である事に気づくであろう。この駐輪場の名前は「アサヒヤ」。恐らく駅前の地主の爺さんがやってるだけの私設駐輪場の一つであろう。それはいいが駐輪場の建築基準法はどうなっているんだ。建設工事の足場を組み合わせたかなりテキトーな仕様である。

それでも駐輪場の入口付近はそれなりに利用者がいるらしく通勤通学の自転車が数十台。どうも運営もテキトーのようでこんな手書きの看板が足場にぶら下げられている。「置く時料金 営業分 各所のツツに」ツツってどこの筒なんだよ。

やはり見た目の危うさからか奥に行けば行く程駐輪場の空きも目立ってくる。それもわざわざ自転車一台分ごとに線が引かれていたり手書きの番号札が置かれている。随所に見られるDIY仕様。

一応ここでも自転車とバイクとでは駐輪スペースが分けられているのだが単車は置けないようです。しかしタン車って汚そうだなあ。ペッペッ。

何度も言うけどタン車はお断りなアサヒヤ駐輪場。しかし何にしても建築廃材的な材料が使われているっぽいのが気掛かり。ここの管理人の本職は何なのでしょうな。

あちこち管理人が手書きで記した注意書きがあってこれも個人プレイ炸裂でヤバイ事になっている。かまわづ各所にお願いします。「づ」に年代を感じさせるね。

手作り感満載のアサヒヤ駐輪場の真打ちは「いつも空有り」な2階部分にある。せっかく遠路はるばる東所沢まで来たのだから気になる所は全部見てみようと思うけど、やっぱりちょっと怖い。まあ後で登るわ。

大きく下手糞な手書きで「1日80円」と書かれた紙が貼りつけられているだけ。本当にテキトー過ぎる。勝手にお金入れて置いていけよといった感じ。管理人らしい人間の姿もない。田舎の野菜無人販売所のノリに近いのだろうか。しかし考えようによっては80円は安いっちゃ安い訳だ。150円が駐輪代の相場としたら半額くらいだよね。

原付バイクは150円で停めさせてもらえるようです。これもまあ、都内の半額くらいの相場だろう。そもそも東京じゃなくて埼玉だし、それも不便な武蔵野線の駅前だし、地主も強気には出れないでしょうな。

DIYチックな2階建て駐輪場の1階部分も豪快に空きスペースがある。この所は自転車のみ。日本語がちょっと変になってきました。

そのうち注意書きがあまりに多い事に気づくのだが、しまいには「バイクおけないゼタイに」と来ましたよ。シャッチョサン、ソノ日本語オカシイヨ!

「この所車おくことがよろしく」って…一部が駐車場になっているらしい。管理人の車だけかも知れんが…アサヒヤ駐輪場ではシリーズ化しそうな「この所」。ああそうか、所沢の「所」か(笑)

だが最も理解不能な日本語なのが「このレーツは自転車バイクおけない」と書かれたプレート。レーンじゃなくて、レーツ?!一体何を意味する言葉なのだろう。常人の理解を超えたアサヒヤ駐輪場のカオスはまだまだ次編へと続くのである。

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