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【横浜市】無残に潰されたヨコハマ最強の暗黒街「黄金町」ビフォーアフター 

神奈川県に限らず関東屈指の悪書として大いに戦後の時代に栄えた暗黒街・黄金町は警察の浄化作戦によってことごとく壊滅させられた。それから5年余りが経つが、もうどうしようもない程の悪名を轟かせた街にも、少しずつであるが変化が訪れていた。

京急黄金町駅を降りて、初音町交差点前の道路を挟んだ向かいに今でもそびえる「初音町内会」のゲート。相変わらず街の雰囲気はどんよりと暗いが、かつての私娼窟であったプレハブ建ての家々は、今となって意外な使われ方をしている。

旧「スナック」の玄関口にベタベタ貼られているのは、1日3000円からのレンタルマンション、1日1000円からのレンタルルームの案内が記された不動産業者のチラシだった。空き家となった旧特殊飲食街が賃貸物件に使われているようなのだ。「敷・礼ナシ」「保証人不要」「外国籍OK」などと随分調子のいい文言が続く。いわゆる最近流行りの貧困ビジネスの一種なのか。しかし「水商売・風俗業可」とまで書かれているのは笑える。元の木阿弥になったりしてね。

これと同様の張り紙が至る所に貼られまくっているのが目に付くのだ。それはプレハブ建てのスナックに限らず、一見賃貸アパート風に建てられている怪しげな家の玄関にも例外なく貼られていた。

実際にこれらの元特殊飲食店の中には新たに人が住んでいるようで、洗濯物が干されていたり、かつてのスナックの名前をペンキで生々しく消して、そのまま使っていたりするのだ。

スナックの名前を消すのにわざわざ目立つ赤ペンキが使われていて物々しい。住宅の「改装」作業は住む人間がそれぞれ勝手にやっているのだろうか。

しかし玄関口を見ると明らかに中国人の苗字である「住人」の名前が記されている。ちゃんとした表札ではなく、表札の代わりとして「張り紙」を出しているテキトーさが笑える。

こちらも同様に中国人が入居する物件。「店舗付き住宅2」というのがアパート名なのか。

中国人だけではなく韓国人が住んでいる家もある。まるで新大久保みたいだ。横浜の伊勢佐木町エリアにも急激に長期滞在の外国人が増えているが、いよいよ黄金町にまで本格進出してきたような形だ。

家の玄関には伊勢佐木警察署による治安を守る啓発チラシがわざわざ韓国語で書かれたものが貼られていた。もうどこの国に居るのだかさっぱりわかりません。

高架下の向かいに並ぶアパート風の建物も、よく見てみると全部怪しい。今では普通に人が暮らす目的でレンタルルームとして貸し出されているようだが、明らかに「現役」時代には引き戸の玄関口から外国人娼婦が顔を覗かせて男どもを誘惑するかのごとく振舞っていたのだろう。

表側だけではなく通路に入り組んだ側のアパートの玄関も、やっぱりおかしい。なぜ全部引き戸になっているのか。最初から売春宿としての用途を前提に作られているのは明らかだ。

付近には黄金町住人による生活の場だろうか、コインランドリーにコインシャワーまで置かれたスペースがある。「女性優先の店です 御協力ください」と断り書きがしてあるのは、やはり私娼窟としての黄金町ならではのものか。

かつて街中に立っていた女達の姿は消え、代わりに黄金町を我が物顔で居座るのは野良猫の姿ばかり。

外国人シェルターと化した黄金町の旧特殊飲食街は、その街並みすらエキゾチックに変化しようとしている。ゴミ捨て場の乱雑っぷりが、まずもってエキゾチックである。

4ヶ国語でゴミの不法投棄を注意する警察の張り紙がゴミ集積場に置かれている。新たな問題が勃発しているようだ。まあ、外国人街にはありがちな事情ではあるが。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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