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埼玉の植民地「池袋」 (6) 池袋ドヤ街の実態

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渋谷・新宿に続く東京山の手巨大ターミナル駅「池袋」の界隈が中国人と埼玉県民だらけというばかりに留まらず「ドヤ街」として数多くの独居男性が生息している実態を確かめるべく、我々は再度池袋駅西口を訪問したのである。
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池袋駅西口周辺には「ゲストハウス」と呼ばれる形式の賃貸住宅が点在している。以前のレポートでそれらの広告の存在があったことはお伝えしたが、その実態についてはあまり知られていない。あるゲストハウスのホームページで「二段ベッド」「押入れの上段下段」という、おおよそ人の生活空間としてはタコ部屋レベルじゃねえのかという「部屋」が月々2万円台で借りられるということまでは知る事ができたわけだが…


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駅西口から徒歩10分も行かない所から完全な住宅地へと変貌する池袋の街。ロマンス通り、ロサ会館、怪しげなラブホテル群が入り乱れる西口繁華街を挟んだ西側はひたすら閑静な住宅街でしかない。闇の中に浮かぶのはアパートの照明と神社の境内から漏れる提灯の明かりだけ。住所で言うところの池袋三丁目だ。
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よほど独居世帯が多いからか知らないがコインランドリーの数がやたら多い。それも24時間営業でいかなる労働者の生活にもマッチした営業形態。洗濯機も置けないようなタコ部屋に生活する住民が多い事を暗に物語っている。
すれ違う人もほとんどが男一人。やはり、コインランドリーの利用だろうか、洗濯物がぎっしり入ったビニール袋を提げて歩く人の姿もある。
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池袋三丁目の路地を歩くとこうした廃墟寸前の建物があちらこちらにある。常識的に考えると池袋は家賃が高いから貧乏人は住めない…などという理屈はここでは通用しない。こうした超オンボロアパート(もちろん風呂なし)がフル活用されていて、都会のど真ん中で底辺を生きる労働者がひっそりと孤独に暮らしているのが池袋という街の実態だ。
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中には普通の単身用アパートのように見えるが、部屋の中や出入りする住民をよく観察すると、部屋の中に二段ベッドが置かれていたりと、どう見ても共同生活しているようにしか見えない部屋の存在もある。
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もちろん独居男性ばかりではない。中国人世帯もやたら多いのである。池袋中華街の現状は既にお伝えしたが、この池袋の街を基点にして周辺の住宅地にもびっしりと中国人が暮らすアパートが密集している。閑静な住宅地だが、耳を澄ますと、開け放たれたアパートの窓から中国語で会話しているのがモロに聞こえるのだ。ゴミの不法投棄を禁じる注意書きが中国語で書かれているのが見える。
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池袋三丁目は純然たる下町の風景が広がっているが、西口のトキワ通りから続く「池袋仲通り商店会」という地味な商店街の存在もある。
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きっと昔は商店街らしい賑わいを見せていたのだろうが現在は池袋駅に人の流れが行ってしまうのだろうか知らぬが、ひたすら廃墟店舗のオンパレードだ。そもそもブティックじゃなくてブテックである。時代の壁を感じる。
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殆ど廃墟だらけの商店街に数少なく、地味に池袋三丁目の下町貧民の食を支える弁当屋が孤軍奮闘している光景が見られる。
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ここが池袋であるとは到底思えないような田舎の商店街そのものな「仲通り商店会」を過ぎると、首都高中央環状線が頭上を走る「山手通り」に出る。そこはもう板橋区だ。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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