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埼玉県民がしけこむ「池袋駅北口」のホテル密集地帯を歩く

池袋駅北口から線路沿いに北側に歩いて行くと徒歩5分くらいの所からやたらラブホが密集している一角が現れる。池袋を拠点に生活をする埼玉県民の勤め人や夜のお仕事の従事者達が足繁く、時にはこっそりと通う、それが池袋北口のラブホ街である。

そもそも池袋自体が如何わしい街でラブホなんぞはどこを見回してもあるものだが、とりわけ密集率が高いのがこの界隈だ。独り者のオヤジばかりが歩き回るトキワ通りとは打って変わって、やたらデリ嬢が多いのが特徴。

そそり立つナニを想起させる巨大な豊島清掃工場の煙突が間近にそびえる、どこか陰気で淫靡な空気が漂う空間。線路を跨いで駅の東西を繋ぐ池袋大橋の脇から大人の楽園へと続く入口がひっそりと現れる。

その先に続く細い路地にこれでもかとラブホしかない光景が飛び込んでくる。鶯谷や円山町といい勝負である。至る所で見られる派手な服を着たデリ嬢と、仕事が終わる彼女らを待つ狭い路地脇に停められた業者のワゴン車が目に付く。

路地はまっすぐ奥に抜ける道と左側に逸れる道との二手に別れている。ホテルばかりかと思ったが違った。ここにはソープ店舗もあった。それも一軒だけではない。

路地の入口を左手に入る。客引きのボーイもおらず控えめな店舗前。ご予算60分12000円の表記。ここも大衆店だろうか。店の先は住宅街と風俗街が渾然一体となっていた。

その店の脇を奥に入るとそこにももう一店舗が隠れるように存在していた。はいはい高級個室サウナですか。同系列なのか2店舗共同の駐車場も兼ねていてそこそこ広い。

気になるホテル街は片一方の路地に夥しい勢いで連なっている。昼夜問わず利用者が多くカップルとデリ嬢、そしてそのお客と思しき人達ばかり。

この100メートル足らずの路地に10軒以上ものホテルが集まっている。意外にもその先には長汐病院という総合病院があって、病院の患者らしき爺さん婆さんも駅からこのルートを通る事になる。

ここいらが埼京線や東上線、西武線でやってくる芋臭いJK達の稼ぎ場になっているのだろうか。美人局も流行ってるし一時の衝動に負けておかしな真似はしないこった。

池袋北口は比較的新築でキレイ目のホテルばかりが目に付く。昼間っから立ちんぼババアがいる鶯谷のような泥臭さを期待して来るとちょっと面食らう展開だ。そして料金もおしなべて高い。

しかし中にはこんな場末感を漂わせる物件も。宿泊代金が6000円でお釣りが来るのは池袋ではかなり安い部類になる。

原色系でドハデな外観の「カサブランカ」。ラブホ界のドンキホーテか?何気に全国展開しているクラブチャペルホテルズ系列。

そしてここにも例外なく泡の国がありましたとさ。電車の車窓からも古びたネオンサインが見える「若葉」は全然見た目にも若々しくない外観。

ソープ若葉の脇から行き止まりの路地に入ると、その路地の奥にもホテルが何軒か店を構えていた。

そこから豊島清掃工場の巨大煙突を拝む事が出来る。街のランドマークがゴミ処理場の煙突というあたり、掃き溜めの街・池袋らしい風景であるとつくづく思うのである。

池袋駅を過ぎると車窓から見える色街のネオンサインは鬱屈したサラリーマン人生を送る男の本能に語りかけるかの如くその場に立ち続けている。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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