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【現存せず】下北沢「ヘンプレストラン」で食べる麻料理の数々

下北沢駅を降りて東に歩き、「レインボーゲート」と呼ばれる、ギリシャ神殿風にペインティングされた京王線のガード下を潜った先の雑居ビルに、見るからにヤバげな店の存在あり。

緑地に白文字で「大●堂(自主規制)」と書かれた店。もちろん「あの草」の事だよね?これはギャグで言っているのか、それとも本気なのか?!

もちろん日本では「あの草」の無許可所持は処罰の対象となる。それなのにこんな街中に堂々とこないな店を構えていて大丈夫なのだろうか、というのが第一印象なんですが一体どんな店なんでしょう、これ。

それどころか店の表にも思いっきり「あの草」のイラストが描かれているのだから間違いなく「あの草」がらみの専門店であると言っているようなものだ。これはネタ的には入ってみるしかない。

店の中に入ると、もちろん「あの草」そのものは売られているはずもないのだが、草を吸引するためのパイプだとか道具類がそこかしこに置かれている他、合法である麻の実を使ったクッキーだとか調味料なども置かれている。音楽CDもあり「あの草」を吸いながらトリップできるような曲がチョイスされて並べられている。

今、日本国内では法律で禁止されているが、オランダでは合法化されているし、諸国では古くからタバコや薬にも使われているが、やはり世界的に見ると禁止されている国の方が多い。

もっとも、日本でも古くから伊勢神宮の御札としても使われているが(→詳細)近年、「あの草」の栽培で学生を中心に色んな人がとっ捕まっている現状を伊勢神宮の宮司も嘆いておられるとか。

もちろんこの店は「あの草」を日本で合法化しろと主張している。ところが最近では大阪支店(しかもドラッグ汚染先進地域のアメリカ村にある 笑)の店員が草を所持して捕まっていたり(→詳細)、事態は穏やかではない。

下北沢には大●堂(自主規制)が経営する、麻の実を使った「ヘンプレストラン」があるというので、そっちの方に行ってみた。ヘンプとは麻のことだ。

駅南口の商店街を歩き、ミスタードーナツの角を右に曲がればすぐだ。

少し繁華街を抜けると閑静な住宅街に突入する下北沢。例のレストランはこの向こうにある。「麻」と書かれた看板が目印。

ヘンプレストラン 麻」は見た目にはスイーツ(笑)な女性好みのヘルシーレストランといった趣だ。扱っているものが少し変なだけで、あとは全然普通。ビルの3階にあるので早速入ってみた。

20席程度のこじんまりとしたレストランで、各自テーブルにはぎっしりと麻の実が詰まったデザインが施してある。ちょっと、異様な雰囲気です(笑)

店の看板メニューである「ヘンプヘルシープレート」を注文する。メニュー一覧を見てもすごくヘルシーそうなのだが。全てに麻の実が使われている。

【前菜】
麻の実豆腐とオリーブのヘンプオイルマリネ

【スープ】
季節野菜とはと麦のヘンプスープ

【メイン】
麻のおからワンタン(上中央)
蒸し野菜(上左)
ひじきとにんじんのヘンプバターソース~ディル風味~(上右)
蒸し豚のヘンプグリーンソース(下)
ナッツ入り黒玄米ごはん(写真なし)

【デザート】
麻ミルクとココナッツのブランマンジェ~季節のソースがけ~

しめて3500円。体の底から綺麗になれるメニューです、と店員のお姉さんも太鼓判です。食ったあと、なんか知らんがハイな気分になりましたが(笑)麻の実は七味唐辛子にも入っている一般的な食材だし、問題ない。興味があればどうぞ。

※「ヘンプレストラン」は残念ながら廃業してしまった模様です。


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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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