東京タワーのそばで (1) タワーの真下から

東京のシンボル、東京タワー
東京オリンピックが開催されるよりも以前の昭和33年、東京都港区芝公園四丁目に完成。民放・NHKはじめ様々な企業のアンテナを設置する集約電波塔であり、東京を代表する観光スポットでもある。
37-01.jpg
高さ333メートルという巨大な電波塔は、東京のシンボルとしてだけではなく、終戦後の日本復興のシンボルとしても力強いアピールになったわけだが、改めて目の前に立ってみると、この建物が築50年以上が経過していることを全く感じさせない。


37-03.jpg
東京タワーの真下に入ると、真っ赤なタワーの骨組みが複雑な幾何学模様を生み出す。その姿が美しく眩しい。萌え~、萌え~!!
実はこの東京タワーに登った事がないのだが(笑)
休日に行こうとするといつも観光客でごった返しているため1時間待ちとかはザラにある。それゆえ、いつもこうして下から眺めるに留まっている。
37-10.jpg
足元には東京タワーの名を刻む銅版を見る事が出来る。日本電波塔株式会社という会社が運営している。
37-04.jpg
なにせ建設が始まった時期が昭和32年という時代である。当時の最高の建築技術をもって、東京全体にテレビ放送の電波を安定供給し、台風や地震などで倒れない構造にするために当時の技術者達が取り組んだというわけだ。結果、東京タワーは今でも何事もなくどっしりとこの地に立ち続けている。
37-02.jpg
タワーの真下には「南極観測で働いたカラフト犬の記念像」もある。1959年、ということはタワー完成の翌年か。この時期は戦後復興が本格化してイケイケドンドンだったわけです。経済白書で「もはや戦後ではない」と言われてから東京五輪開催までの時代は最もこの国が希望に光り輝いていたのだろう。
だが時代も50年経ってしまうと、日本復興の象徴だったテレビ塔から流れる電波も、民放のくだらなく低俗なバラエティに代表される陳腐なものに成り下がっている訳であるが…
37-07.jpg
最近東京タワーに行くと、なにやら間抜け面な着ぐるみに出くわすのだが、こいつは東京タワーの公式マスコットである「ノッポン」の片割れである。
37-08.jpg
なにげにブログまで運営している上に「ゆるキャラ界のトップスターが目標」と生意気な事を言っている奴である。子供には大人気。兄貴だけで残念ながら弟が居なかった。
一説によるとノッポンに向けて「お前コンドームにソックリやな」と暴言を吐くとキレて襲ってくるらしいが本当なのかどうかは知らない。誰か確かめてきてくれないか(笑)
37-09.jpg
時折、東京タワーのライトアップが変わったりすることがあるのだが、ノッポンブログをチェックすれば事前に情報をつかむことができる。たまには見ておいたほうがいいかも。
37-05.jpg
東京タワーの周辺は芝公園の敷地になっており、タワーが出来る以前から増上寺を中心とした緑地帯になっていた。現在も東京タワーのすぐ隣には、ここがまさか東京のど真ん中にあるとは思えないような森が残っている。
37-06.jpg
芝公園の森林から東京タワーを見上げる。
真下から見る東京タワーもいいが、少し離れた所から見る東京タワーもいい。これから周辺を歩き回って、東京タワーが綺麗に見える場所や、怪しげな場所を色々と案内していこうと思う。
参考サイト
東京タワー公式サイト

東京都港区
シェアする
逢阪をフォローする

DEEP案内シリーズ全文検索

DEEP案内シリーズ全サイトから記事の検索ができる便利な機能です。

東京DEEP案内
タイトルとURLをコピーしました