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浦安海岸・ディズニーリゾート隣にホームレスの夢の国 (3)

東京ディズニーリゾートの外側に広がる浦安海岸にホームレスが住み着いているという話を聞きつけて実態を知るべく現地を訪れた。
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「沖の百万坪」と呼ばれた広大な干潟が埋め立てられてディズニーの夢の国と化すまでに漁業権の放棄や開発による利権に群がる有象無象、様々な泥臭いドラマがあったそうだが、その辺の事情は「東京ディズニーリゾート暗黒の軌跡」といった書籍があるので一読すると良い。


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千葉の外れの貧しい漁村でしかなかった浦安が日本最大のテーマパークによって莫大な観光客と税収を誇り、埋立地にはディズニーブランドに目が眩んだリッチなスイーツファミリーが大勢住むような街になり今では千葉県トップクラスの優良自治体である。
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浦安市の埋立地にはディズニーリゾートだけではなくマンションや工業団地や物流拠点なども数多く兼ね備えていて、なお土地が有り余っている。今では漁村だった当初の4倍の市域を誇っているのだ。
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最後に浦安海岸の東側に回ってきた。背後にそびえる建物は東京ディズニーシーである。
ひたすら堤防に沿って歩いてきた訳だが、舞浜大橋から歩くと大方1時間近くを何もない中を歩く事になるので大変だ。しかし東京近郊にこれだけ開放的な海が望めるような場所は他には無い。ディズニーランドの中と違って全然人が居ないという所もある意味非現実的でたまらなく良い。
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以前の航空写真を見た時にはこの東側の堤防に沿ってホームレスの小屋が数軒と大量のゴミが捨てられていたのを確認したが、現在では撤去されて存在しない。
おまけに千葉県葛南土木事務所の看板まで建っている。工事予定でこの区域が閉鎖されるという告知の看板だが、そもそも平成15(2003)年8月という日付も古いし、出入りできない事にもなっていない。単に放置されているだけなのだろうか。
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それにしても、東京ディズニーリゾートが目の前にあるような場所だし、その気になれば砂浜でも整備して綺麗に出来なくもないような気がするが、これ以上の開発はする予定がないのだろうか。
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浦安市運動公園側の出口に近い方に、もう一軒ホームレスが住んでいるテントや家財道具、ガラクタが捨てられた場所が残っていた。
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家財道具に混じってボートや大量の水入りペットボトルも置かれている。目の前に海しか無いような場所だけに水の確保は最重要課題なのであろうか。
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大量のゴミとともに置かれているテントの主のものと思われる2台の自転車。住人はどこかに出掛けているのだろうか、それとも「釣り」の最中なのか。
その気になれば釣った魚や貝で自給自足も出来ちゃう、ある意味究極のエコライフを実現出来る場所である。みんながホームレスになればさぞかし地球に優しい事だろう。
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なぜかテレビまで捨てられている。2011年のアナログ放送終了で大量のブラウン管テレビがゴミとなって野に放たれる事だろう。ホームレスさんの収入源として将来有望なアイテムだ。
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留守中の家主に変わって、一匹の猫がお留守番をしていた。偉い奴だな。
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人に慣れた様子で全然怖がらない猫。侵入者である我々に対しても容赦なく愛嬌を振りまいてくる。
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にゃんにゃーん、ふにゃーん、ごろにゃーん。ごろごろごろ。
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ホームレスのオッサンの孤独を癒す為に飼われている相棒なんだろうが、可愛がられ過ぎてやや太り気味である。猫は気ままでいいよな。ある意味羨ましい。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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