先日「神戸連続児童殺傷事件」の舞台である神戸市須磨区に事件から丁度20年という節目で訪れた折、酒鬼薔薇聖斗もとい元少年Aが事件を起こした14歳の時まで暮らし、主な事件が発生した須磨区友が丘(北須磨団地)という地域を見て回ったのだが、この友が丘という地域が昭和の高度経済成長期に労働組合が主体となって建設した「生協団地」という特殊なニュータウンであることを知り、俄然興味を抱いてしまっていた。実は全国各地に僅かながら「生協団地」として建設されたニュータウンの生き残りが点在していて、それはこちら関東地方にもしっかりと存在していた事を突き止めたのだ。
それが埼玉県所沢市こぶし町に所在する「こぶし団地」という地域である。そこは昭和41(1966)年に街開きした労働者のためのニュータウン。早速、一応の最寄り駅となる西武新宿線航空公園駅前に降り立つ。所沢駅と新所沢駅の間にあり、充分都心方面への通勤圏内にある。
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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。

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