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【横浜市】落語家・桂歌丸の地元!横浜で最もDEEPな下町「横浜橋通商店街」とその周辺(2009年)

「DEEPな横浜」は各所に点在しているのだが、とりわけコアにDEEPなエリアはどこかと指すと、横浜市営地下鉄ブルーラインの駅で言う桜木町から弘明寺までの区間である。この界隈を一通り歩けば、東京とはまた違った発展の歴史、違った下町の文化が垣間見えるはずだ。

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横浜駅から市営地下鉄に10分少々乗り阪東橋駅へ向かう。この駅の徒歩圏内が最もコアな横浜であると言える。

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阪東橋駅から徒歩2分、「横浜橋通商店街」の前に来た。首都圏、とりわけ横浜市内でもあまり見かける事のないアーケード付き商店街である。

六角橋商店街、洪福寺松原商店街とともに所謂「ハマの三大商店街」の一つと言われている。三大商店街という呼び方にはショッピングモールであるイセザキモールや元町商店街は含まれて居ない。個人的解釈からすると、昔ながらのDEEPな商店街という意味で三大商店街だ。

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この横浜橋通商店街も歴史は古く、創立80周年と書かれた暖簾が商店街の両脇にぶら下がっていることを見てもわかる。「笑点」でお馴染みの桂歌丸師匠の似顔絵があるが、歌丸師匠はこの界隈の出身であり、現在も同じ場所に住んでいる。

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都市の重心が横浜駅やみなとみらい方面に偏ってきたせいでイセザキモールをはじめ活気が失われつつある旧市街エリアにある商店街ではあるが、そのことを思わせない賑やかさを見せている。シャッターが閉まったままの店というのも全く見当たらず、健全な商店街だ。

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戦前戦後を通じて庶民の生活が繰り広げられている下町の商店街は徹底して庶民の台所であり食料品の店舗の充実ぶりは横浜市内随一のクオリティだ。一般的な横浜のイメージであるベッドタウン都市やオシャレな港町というのは、この街では通用しない。

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そう、特に八百屋がお値段異常でぶったまげる。長ネギ一束10円!!!!一束が3本入りだから1本3円33銭。まあ、もちろん中国産なんですが(笑)

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衣料品だって「ハマモード」で買えば激安価格であり貧民大歓喜。器用にコーディネイトすれば全身千円で揃える事も可能だろう。

たまたま一着78円の服を発見するも、よく見るとどこかの潰れたスーパーの従業員服みたいな柄だったりするので笑える。そんな服でもしっかり売れる横浜橋クオリティには感激。

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商店街からはみだした場所にも市場が並んでいるので見逃してはならない。

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生鮮食品店の数も多い上にどこを見ても激安販売にしのぎを削っているだけあって貧民にとって住みやすさは半端なかろう。ちなみに商店街の周辺ではやたら外国人の家族連れを見かける。まるでどこぞの東南アジアの発展途上国に来たような気分になる。

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商店街の脇道に入った先も凄い。まるで戦後の闇市、大阪・鶴橋の商店街を彷彿とさせるような薄暗い通りにバラエティーミート(つまり内臓類)を扱う肉屋の看板、それに韓国食材店。全く鶴橋と同じだ。

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裏道を抜けた先を振り返ると「横浜橋市場」と書かれた、随分と懐かしさ溢れる看板が。著作権的に微妙な某キャラクターの顔もあり。横浜橋商店街東側の「真金町」の一帯は、その昔遊郭でもあった。そのへんのネタは追ってレポートしたい。

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300メートル程の商店街のアーケードを抜けると「三吉演芸場」などがあり、その先にも味わい深い下町が連なっている。ネタ豊富過ぎなんですが、また次回のお楽しみということで。再び、商店街に戻る事にしよう。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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