首都圏最強の貧困地域はどこだろう…そのテーマが来ると槍玉に上がる地域は大抵絞られてくる。そして考えもしないうちから“足立区?”などと真っ先にスケープゴートにされがちなところもあるが、我々の見解では“足立区なんてあの地域に比べれば新参者、ヒヨっ子みたいなもんだ”と評する、もっともっとガチな地域がある。
それが“ハマの貧民窟”だなんて身も蓋もない見出しを付けてしまった「横浜市南区」というところだ。横浜関連の有料記事で現状公開中になっているものの中では飛び抜けて御購入者のお方が大勢おられまして、こちらとしては物書き冥利に尽きるとしか言いようがありませんが、ともかくここはガチなんです。横浜開港150年の都市史の“負の側面”がそのままこの土地に積み重なっている。
今回お届けするのはそんな横浜市南区の中でも指折りにボンビー臭が漂っている「中村町」という地域の現状についてだ。ドヤ街として専ら知られるのは「寿町」だが、ここにも少しばかり簡易宿泊所が集まる一画が残っていて、貧困層が多く暮らしている。ここは“ハマの台所”と称する横浜屈指のアーケード街「横浜橋通商店街」を突っ切った先にあり、当サイトでも2010年に一度紹介したことがあるが、随分と時間が経ってしまっていた。それで久方ぶりに気になって再探索を決行した次第である。
【有料配信記事】全文お読みになりたい場合は「note」の記事もしくは「codoc」の課金システムをご利用下さい。
【横浜橋の、その先】ハマのド下町・もう一つのドヤ街が存在する横浜市南区「中村町」を訪ねる・2024年版|逢阪
首都圏最強の貧困地域はどこだろう…そのテーマが来ると槍玉に上がる地域は大抵絞られてくる。そして考えもしないうちから“足立区?”などと真っ先にスケープゴートにされがちなところもあるが、我々の見解では“足立区なんてあの地域に比べれば新参者、ヒヨ...