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日暮里駅前 (2) 修悦体ギャラリー

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再び日暮里駅前にやってきた。
キムチ色の駅東口とは対照的に、武蔵野台地の上に乗っかった駅西口界隈は谷中霊園及び寺町が形成されており、全く違った風情を見せる。
ひぐらしの里と名づけた昔の人が見た光景が今でも残っている。
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JR日暮里駅の改札口は高架橋の上に北口と南口があり、それぞれから橋を伝って駅西口に出る事ができる。武蔵野台地の東端にあたる場所で、目の前には日暮里駅東口の雑居ビル街が開けて見える。


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特徴的な屋根のJR日暮里駅南口。そこからすぐ隣がラブホテル密集地の「鶯谷」。
現在は京成電鉄の日暮里駅が大規模工事の最中で、少し前までは日暮里舎人ライナー開通に伴う工事も行われていた。さらにJR日暮里駅もそれに伴って色々と工事中。
東京で鉄道の工事現場と言えば、これ。
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駅構内の工事現場で見かける特徴のあるフォントの案内看板。
警備員佐藤修悦氏が独自に製作したガムテープ文字による案内看板、その名も「修悦体」である。
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「西口 谷中銀座 霊園」「左側通行」
以前、京急蒲田駅前の巨大修悦体を見て興奮してしまった訳だが、現在、修悦体作品が最も数多く集中しているのが日暮里駅北口改札周辺である。これ全部ガムテープで出来てます。
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「東口」「ロータリー 繊維街」
繊維とか霊園という複雑な文字もすっきりまとめて読みやすくしているのが良く分かる。
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さらに西口方面に行くと地図案内付きの修悦体を発見。
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スマートな地図表現に萌える。これ全部ガムテープですよ!(←しつこい)
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「谷中→」「←日暮里駅」
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「歩行者通路」「自転車通れません」
手作りだけに温かみを感じる。
ガムテープの劣化等で剥がれ落ちることもあり、二度と同じ修悦体作品は見られない。
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後日来てみると地図案内がさらにパワーアップしていたのだ。さらに実際の地図に忠実な書き方に変わっているのが分かるだろう。修悦体自体も作者本人の経験でますます進化を遂げている。
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駅西側に北口と南口の連絡通路が設置されているのだが、武蔵野台地の崖線に沿って工事現場の足場が組まれた上の仮通路だ。真上に見える森は谷中霊園。
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こんなところにも修悦体による案内が置かれている。やたら芸が細かい。
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その先の階段を降りた先が南口。ちょっとした探検気分だ。
JR日暮里駅の工事が終わる頃には修悦体も見れなくなるかも知れない。今のうちにガムテープフォントの「聖地」日暮里へ急げ!



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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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