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軍港・横須賀 (1) 横須賀中央駅

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横浜から京浜急行快特三崎口行き電車に乗っておよそ25分、三浦半島に位置する軍港の街・横須賀を訪れた。

横須賀と言えば戦前から関東随一の海軍の街として発展し、現在も本州最大級の海軍基地(米軍基地含む)を抱える。そんな特殊な事情のある横須賀の街は、東京や横浜のそれとは違ったヤバさを秘めている。



横須賀の街の中心、京急横須賀中央駅。思いの外立派な駅前のペデストリアンデッキの上を歩くと、駅周辺の中心繁華街が広がっているが、駅方面を見るとすぐ背後に山が迫っている。三浦半島独特の急峻な地形が際立つ。

駅前から米軍横須賀基地に続く「中央大通り」を挟んだ両側が横須賀最大の繁華街となっている。昼夜問わず人通りが激しい上に、米軍基地に勤める外国人の姿が多い。

ペデストリアンデッキの上ではプロ市民団体が街頭活動を繰り広げる姿がやたら目立つ。米軍基地のある街ならではの光景で、横須賀港に原子力空母は要らないなどと主張していたりする。

意外に都会ぶった駅前ロータリーを外れて裏道に入ると居酒屋やパチンコ屋などがびっしりと密集している。

軍港の街だけあって横須賀に駐留する米軍の他、自衛隊員、それに関連産業で働く従業員で街が成り立っている。居酒屋の類は非常に多い。三浦半島にあるため海産物にも強い店が多いようだ。

裏通りをそのまま三笠商店街方面に歩くと、路地裏の雑居ビルの上からいきなり山が迫ってくる。横須賀ならではの地形が生み出す繁華街の風景。

この辺から米兵を相手にしたバーがそこかしこに現れる。それはいいが随分柄の悪そうなネーミングの酒場である。この場合のフ◯ックは単なる掛け声ね。米軍基地の前のドブ板通りまで行くと、外人だらけ。

軍港横須賀の街は昼と夜では随分雰囲気が変わる。夜になるとひと仕事終えた米兵達が街に繰り出し、よくわからない英語で騒ぎまくっている光景を目にする。

駅前に楽器の形をしたモニュメントが置かれている。音楽の街であることをアピールするかのようだ。

で、横須賀と言えばX JAPANのhideだったりする訳で、街のCDショップの軒先などで彼の姿が飾られている。もうこの世を去ってから10年を軽く越えてしまった訳だが、横須賀の街を代表するアーティストであることは変わらない。

hideに限らず横須賀出身者には変人宰相の小泉純一郎元首相や、アイキャンフライな窪塚洋介だったりとぶっ飛んだ人材が多い。
横須賀を観察するにつれ、この街がいかにぶっ飛んだ街なのかを実感することになるだろう。

日が暮れると忙しなく家路に急ぐサラリーマンだけではなくDQN丸出しの酔っ払いオヤジがいつも奇声を挙げている。横浜や都内ではあまり見かける事がない独特のカオスっぷりをいかんなく見せつけられる。

電話ボックスの中で占拠してひたすら眠りこけるホームレスのオッサン。やはりこの街のDEEPな正体は夜に本領を発揮するようだ。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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