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川崎駅近くの地下にある「世界一短いエスカレーター」が全く意味不明過ぎる件

東京と横浜の緩衝地帯、母なる川「多摩川」に沿って東西に幅広く市域を持つ政令指定都市「神奈川県川崎市」。この街の一応の中心となるのがJR東海道線と京急本線が走る川崎駅周辺になるのだが、今回はこの街にあるという「世界一短いエスカレーター」を紹介したい。

という訳で京急の真っ赤な快特電車に乗って品川から片道10分で京急川崎駅に到着。のっけから駅のホームが警察官だらけで慌ただしい事になっているので何だと思ったら線路上で変な男が徘徊していて取り押さえられていた一部始終を目撃。人種的に濃ゆそうな方々が住んでいる賑やかな街なのです。

目指す「世界一短いエスカレーター」というのはJR川崎駅東口の地下街「川崎アゼリア」に面した商業施設の一角に存在する。さすが政令指定都市だけあって地下街もちゃんとあるんだね。でも並んでる店はごくフツーなので華麗にスルーします。

地下街を抜けた先に「川崎モアーズ」という商業施設の入口がある。ここの地下二階に降りるエスカレーターがどうやらその「世界一」のブツだというのだが…

…え、これだけ…

…なにこれ…

どうやら1991年度版のギネスブックにおいてに公式に認定されている本当に「世界一短いエスカレーター」なのだが、その記録を保持する以外に果たしてこのエスカレーターに存在意義はあるのか問われると、返答に困りそうですよね。

地下街自体がモアーズの地下一階と地下二階の間の高さにあるためにこうなったらしいのは分かるが、何故か途中から階段だしなんで全部エスカレーターにしなかったの。エスカレーター付近の壁にはしっかりギネス社の認定証と案内が掲げられている。

エスカレーターの高低差は83.4センチ、ステップ4段分(すぐ隣の階段は5段分)、しかもエスカレーターの進行方向は「下り」である。これでも結構人の往来は激しく、それなりに有効活用されている模様である。公募で愛称が決められ「プチカレーター」の名称が付けられているというのだから笑える。

毎年4月に金山神社で行われる「かなまら祭り」で巨大チソコ神輿を拝んだ後に寄ったのか何か知らんが外国人観光客がこのエスカレーターを見て大喜びしているそうで彼らからすれば「クールジャパン」の一端を垣間見る事ができる素敵な光景なんでしょう。

それでは外国人が世界一短いエスカレーターではしゃいでいる映像をご覧になりながら締めにしましょう。…え、これだけ?と言われても、今のところ当サイト内で一番短いレポートという事にしときます。終わり。

※ちなみに「世界一長いエスカレーター」はアメリカ・アトランタにある「CNNセンター」のアトリウムに設置されている全長62メートルのものが単独のものとしては最長で、香港中環にある23基のエスカレーターが連続している高低差135メートル、全長800メートルのヒルサイドエスカレーター(中環至半山自動扶梯)がギネス認定を受けた最長のものらしい。


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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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