いわゆる「珍建築」と呼ばれる、日本各地に存在する風変わりな建物の数々、よく知られるところでは黒川紀章が手掛けた銀座八丁目の「中銀カプセルタワービル」だとか、コロナ禍で吹っ飛んだ東京五輪の新国立競技場を手掛けた隈研吾がバブル期の勢いでぶっ建てた世田谷の環八沿いにある「M2ビル」だとか、コンクリ打ちっぱなし建築と定評のある安藤忠雄の建築群が立ち並ぶ調布市仙川の通称“安藤ストリート”だとか、象設計集団が手掛けた沖縄県の「名護市役所庁舎」だとか、当編集部でもあれこれ取り上げてきたネタのジャンルではあるのだが…
特に象設計集団の建物なんざ沖縄本島北部までわざわざ足を伸ばして行くのも大変そうなので首都圏に住んでいるお方には縁遠い存在だと思われるが、同じ象設計集団の手掛けた珍建築が埼玉県にもあるという事を聞いて、早速“兄弟船”の姿をひと目拝見してやろうとやってきたのは東武伊勢崎線(スカイツリーラインとは意地でも言わない)の東武動物公園駅。行政的には埼玉県南埼玉郡宮代町という地域になるが、こんな場所、用事もなければそうそう来る事もない…
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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。

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