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パワースポット観光地「鎌倉」 小町通り

言わずと知れた神奈川県の古都鎌倉。江ノ島に続いて、こんなメジャーな観光地をわざわざ東京DEEP案内で紹介するのもなんだか気後れしそうに思っていた我々取材班だが、同じく歴史の都である京都と同様、隅から隅まで歩くと色々とヤバイ物件が転がっている。
既に何度も鎌倉には訪問しているが、この超メジャーゾーンである鎌倉を東京DEEP的にかなり斜に構えてツッコミを入れていこうと思う。

まず辿り着く事になるのが鎌倉駅。江ノ電経由でやってくると既に駅前には夥しい数の観光客で溢れていて早速げんなりする訳であるが、鎌倉散策において何事もまずはこの駅から始まる。


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鎌倉を訪れる観光客はまず駅から鶴岡八幡宮に通じる小町通りをそぞろ歩きし始める事になる。まさしくこの小町通りが鎌倉の原宿とも言える状態で、休日ともなると凄まじい人混みで圧倒される。

小町通りを歩くといかにもな観光客向けの土産物屋やカフェで溢れそこはかとなく漂うスイーツ臭が鼻につく。言うまでもなく鎌倉はオシャレな観光地なのだ。近年のスピリチュアルだのパワースポットだのの胡散臭いブームでさらにスイーツ率が跳ね上がっている。

オシャレなカフェが幅を利かせる一方で、古い商店も非常に多い小町通り。鎌倉の中心市街地で昔からフツーの商店街だったらしいが、いつの間にか観光客向けに。

昼間は鎌倉駅から鶴岡八幡宮の前まで、ご覧の通り絶え間ない人混みの酷さで嫌気が差してしまうので、一旦は小町通りを抜ける事にする。
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人通りの激しい小町通りがどうしてもメインストリートに見えてしまうのだが、実際は鶴岡八幡宮の真正面から伸びる若宮大路がメインストリート。鶴岡八幡宮から由比ヶ浜までを直線に貫く道はかつての古都の栄光を物語るかのようだ。
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しかしそんな場所で突然猛烈な酸臭に襲われる。目の前にはこんな糞暑い真夏にも関わらずジャンパーを重ね着したホームレスがいたのだ。まさかこの鎌倉にまでホームレスがいるものとは…
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おとなしく上野公園か山谷か川崎か寿町にでも行けば良いものを、リア充の観光客で殺到する鎌倉のような街のホームレスの存在は寒々しい。人目に付きやすい反面、見てはならないものとして無視され続ける運命にある。猛烈な酸臭は自らの生命の存在をアピールする無言の自己主張である。

小町通り程露骨ではないが、若宮大路も沢山の土産物屋が軒を連ねている。中には戦前レトロ建築が残る湯浅物産館の建物も。明治30(1897)年創業の老舗土産物屋で、「貝細工製造卸湯浅商店」と書かれた看板は右から左読み。
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人だらけで原宿状態の小町通りも、日が暮れる頃にはだいぶ人もはけて過ごしやすくなっている。もっとも店が閉まるのも早いので、殆どシャッター通りになっているわけだが。
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観光客が居ない時間帯には、素朴でそれなりに鄙びた雰囲気の街並みを堪能する事が出来る。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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