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東京駅の目の前にあるとは思えない超絶退廃的空間「大手町ガード下」がヤバい

日本の首都東京の玄関口「東京駅」。ここ数年で丸の内駅舎の復原工事や周辺に次々生まれる商業施設の数々、みるみるセレブ臭にコーティングされそうな勢いなのであるが、そんな一方で同じく東京駅の目と鼻の先なのに誰にも見向きされないような場所が存在する。

千代田区 大手町

それが千代田区大手町二丁目に所在する、JR線のガード下。ここは新幹線に加えて複数の在来線が頭上を走っており、日本の鉄道網においても屈指の人の往来を誇るような場所、しかしその真下には信じられないような場末空間があったのだ。

千代田区 大手町

大手町二丁目、永代通りの「呉服橋ガード下」から北側、江戸通りに面するJRの在来線200メートルあまりの区間である。幾重にも鉄道の高架が走っており昼間でも日光が当たる事もない。

千代田区 大手町

頭上には京浜東北線とか東北・上越新幹線とか、さらに現在工事が進められている常磐線や宇都宮線・高崎線が乗り入れる予定の「上野東京ライン」なんかが走っている訳ですが…

千代田区 大手町

その足元はと言えば、丸の内や八重洲あたりの小奇麗な商業施設で飲み食いしているエリートサラリーマンが近づきそうにもないようなオッサン好みのラーメン屋なんぞがぽつぽつ並んでいるだけで、神田か新橋の戦後のドサクサ的テンション、むしろそれ以上の場末感が漂う。

千代田区 大手町

普段から人通りも少なく、またこの区間は江戸通りに歩行者用信号が設置されていないので、その向かい側のオフィス街からの人の流れもない。ガード下の橋脚には奇妙な落書きが目立つ。なんなんだここは…

千代田区 大手町

で、そんな都会の死角、エアポケットのような場所だからこそそうなるのだろうが、夜鳴きそばと呼んだ方がしっくり来そうなラーメンの屋台がいくつも「駐車」されたままになっている。残業帰りのサラリーマンの味方。

千代田区 大手町

しかも屋台は一台二台とかじゃなくて結構沢山留め置かれている。いくら人通りがないとは言え、こんな都心の一等地、ショバ代どうこう言われたりしないんですかね…

千代田区 大手町

夜7時過ぎから終電後くらいまではこれらの屋台が大手町や丸の内あたりに繰り出して、勤め帰りのサラリーマンの腹を満たす、古き良きラーメン屋として姿を表す事になる。

千代田区 大手町

こんなオンボロぶった屋台だけど普通のラーメン一杯700円というのも大手町の地代が多少なりとも含まれているからだろうか。まあ、丸の内とか東京駅構内などに続々できてる小奇麗なレストランや「バル」だとかで飲み食いすりゃその3倍以上は取られますからね。

千代田区 大手町

で、この大手町のガード下、あるのはラーメンの屋台ばかりではない。何やら唐突に家財道具などが乗った生活臭が漂うチャリンコも停まっている。その付近には…

千代田区 大手町

なんとホームレスのおじさんが「生活」されていた。東京駅周辺も相当ホームレスの数が多いが、さすがに駅構内は夜遅くにならないと「小屋掛け」できない。しかしこの場所だと昼間からダンボールで囲いを作ってその中で寝そべっていても、あまり文句は言われないようだ。

千代田区 大手町

ダンボールを敷いてひたすら寝るだけのおじさん、出処のよく分からない残飯の余り物を必死に掻きこむおじさんがいたりと、この場所はまるで「戦後」の貧しさがタイムカプセルのように封じ込められたままのようにさえ思えてくる。ここ、「東京駅日本橋口」からたったの徒歩2分ですよ?


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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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