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ここは杉並のバチカン市国か…「立正佼成会大聖堂」の超宗教建築っぷりが凄い 

東京都杉並区和田二丁目、地下鉄丸ノ内線方南町駅を降りて環七沿いに北に進むと見えてくる巨大宗教建築。それは日本第二位の信者数を誇る新宗教「立正佼成会」の本部である。

環七の東側一帯がまるごと「宗教タウン」とも言える光景を見せていて、非常にインパクトが大きい。普門館、法輪閣、大聖堂など巨大な宗教建築群の他、教団関係の出版社や私立学校も並んでいて、まるで小さな国家を成しているかのようだ。

環七沿いに建つ「佼成出版社」の建物。そこから目の前の交差点は「大聖堂入口」となっている。最寄りの丸ノ内線方南町駅からは徒歩5分程度。

出版社に隣接して佼成学園中学校・高等学校の敷地が連なっている。

宗教法人である立正佼成会が設立した中高一貫の私立学校ではあるが、宗教色は薄く、立正佼成会員ではない一般人の入学が多いという。ちなみに有名な出身者には歌手のスガシカオやファッションデザイナーのドン小西などが居る。

環七方面からやってくるとまず見える横長の巨大な体育館型の建物。「法輪閣」と呼ばれる施設である。立正佼成会開祖・庭野日敬のコレクション等が展示されている「開祖記念館」などがあるが、現在は耐震補強工事のため閉館中とのこと。

法輪閣駐車場の案内看板。朝5時から開いているのは、早朝奉仕などで朝早くに訪れる信者が居るためだ。

巨大宗教建築がずらりと並ぶ立正佼成会本部敷地だが、とりわけ目立つのが円形の建物に円柱が張り巡らされ独特の形状を見せる「大聖堂」。昭和39(1964)年築。大聖堂の屋上には宝塔が建つ。

建物屋上の中央に建つ「大尖塔」はインドの寺院のものを模して作られている。これだけ本格的な巨大宗教建築は都内有数の規模。

立正佼成会本部の敷地は一般人にも開放されていて、ノーチェックで出入りすることができる。近所の住民が犬を散歩させていたりとかなり開けっぴろげになっていて意外だった。大聖堂へ至る坂道を登る。

坂を登り切ると、大聖堂の正面玄関から伸びる空中遊歩道に至る。「波羅蜜橋」と呼ばれている3つの橋だ。苦しみに満ちた現世(此岸)から平和な世界である涅槃(彼岸)に渡るという意味が込められたという橋。

そんな波羅蜜橋から見えるのは西新宿の副都心。丘の上に教団施設が建っているせいかやけに眺めが良い。橋を行ったり来たりしているが一向に涅槃には渡れない。ここは此岸の東京都。

橋の南側にはやや古びた感じの「普門館」が建っている。ここは建物内に5000人収容の大ホールが置かれていて、教団のイベントはもちろん、教団関係ではない一般向けにも使われている。

特に「全日本吹奏楽コンクール」に使われる事から「吹奏楽の甲子園」とも言われており、関係者には有名な存在だ。

一瞬「20世紀少年」のともだちのマークかと思ってギョッとしたがそんな事はありませんでした(笑)


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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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