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横浜駅のすぐお隣なのに駅前のオンボロ場末具合が半端ない「保土ヶ谷駅東口商店街」 (全2ページ)

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横浜の中でもちょっとマイナーで地味な存在感のある「保土ヶ谷区」。地名の「ほど」が女陰の古語で、アレの形をした谷があったとかその程度の認識しかなかったが、横浜駅にも程近く、かつては程ヶ谷宿という宿場町まであったという一帯。

横浜市 保土ヶ谷

そんな保土ヶ谷の街にDEEP案内取材班が横須賀線に乗って颯爽とやって参りましたよ。東京駅から片道34分、横浜駅のすぐ隣にある保土ヶ谷駅は東海道線にあたるが横須賀線のホームしかなく、うっかり東海道線でやってくると横浜の次が戸塚になってしまい通り過ぎてしまうので一旦横浜駅で乗り換える必要があり関東初心者にはあまり優しくない。横浜市保土ヶ谷区というのはおおよそ鉄道駅で言えば保土ヶ谷駅周辺から相鉄線の天王町~西谷までの区間にあたる。

横浜市 保土ヶ谷

そんな保土ヶ谷駅の改札を降りて東口に降りると目の前に国道1号線(東海道)が走っている。国道と駅前ハイツを挟んだ背後は山、国道は非常に交通量も多く、駅前の歩道橋が無ければたいそう不便そうな雰囲気がしますね。

横浜市 保土ヶ谷

横浜独特の起伏の激しい地形をのっけから体感できる保土ヶ谷の街、駅前ハイツの脇から伸びる路地を見ればこの土地の特性をひと目で理解できるであろう。地形図なんか見たら、アレっぽい割れ目があっちこっちにありそうで伊達に保土ヶ谷とは申しません。どうでもいいが目の前の公明党と共産党のポスターが尚更土地の特性を現している。

横浜市 保土ヶ谷

ところで注目しておきたいのが国道1号線沿いに連なる所々赤茶けた錆色と化した粗末なブルートタンの屋根で歩道部分が覆われた、いかにも戦後のドサクサでできました的な佇まいのレトロな商店街の存在だ。今回はこの商店街を眺めにやってきたのである。

横浜市 保土ヶ谷

「保土ヶ谷駅東口商店街」と言われる駅前の鄙びきったショッピングモールは「おしゃれな港町ヨコハマ」のイメージとは180度異にする、昭和ムード満載っぷり。いつかちゃんと見に来ようと思っていたのだが、保土ヶ谷なんて用事も無ければ来る機会もなかなかありませんしね。

横浜市 保土ヶ谷

国道沿いにへばりつくように連なる商店街は保土ヶ谷駅を中心とした前後100メートル程の区間にあり、大凡戦後から店開きしたであろう古い個人商店がずらりと並ぶ。

横浜市 保土ヶ谷

和菓子屋から肉屋から服屋、散髪屋なんかも含めてひと通りの業種があるが、行き交う人々はそれぞれの店先に足を止める事はあまりない。

横浜市 保土ヶ谷

西口が区画整理され比較的開けているのに対してこちら東口は目の前の国道があり背後に山があるという地理条件ゆえに、東海道線の線路と国道に挟まれたこの狭苦しい土地に寄り添うように商店街が形成されている。

横浜市 保土ヶ谷

国道を挟んだ向こうの飲食店も、駅前とは到底思えない程の場末感である。おのぼりさんがイメージするオシャレな横浜はこの街には当てはまらない。オッサン御用達の居酒屋やラーメン屋ばかりだ。

横浜市 保土ヶ谷

しかしとりわけ存在感があるのが、店先に後期高齢者の婆さんしか着そうにない洋服ばかりを取り揃え、もはや末期的様相を呈するこちらの洋品店。街も店もすっかり老いさらばえた感じが半端ない。

横浜市 保土ヶ谷

そのくせ店の看板にある文言が「センスとおしゃれ」だもの、このタイムスリップ感がたまりません。地域のご老人方が元気なうち、いつまでお店が在り続けるのだろうか、生暖かく見守りたい店ナンバーワンです。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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