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法華経寺門前町「下総中山」 (2) いわゆる地域猫

千葉県でも成田山新勝寺と並ぶ有数の信仰拠点として知られている中山法華経寺の門前町周辺をふらりと散歩にやってきた東京DEEP案内取材班。
そういえば最近神社仏閣ネタが多い。それも日蓮宗の寺ばかり。杉並区の妙法寺や大田区の池上本門寺も最近訪問した。そもそも我々が最初に訪問したのが信濃町の創価学会タウンだったが、もとは創価学会も日蓮宗の一派(日蓮正宗の信徒団体)だったのだ。
こうした宗教タウン見物の積み重ねで何か発見できるものがあるかも知れないと思って、事あるごとにこうした寺町を歩いている。

参道商店街に架かる「南無妙法蓮華経」の旗。これは創価学会や立正佼成会だけに限らない日蓮宗の題目である。



京成中山駅前の踏切を跨いでさらに参道商店街を進んで行く。緩やかな上り坂の突き当たりに法華経寺の山門がそびえているのが見えるはずだ。

その道中も微妙に怪しげな外観のソフトクリーム屋。斎藤一人センセイでお馴染みの「まるかんの店」も兼ねているが、まるかんの店ってなんで宗教臭いんだろう。

そうこうしているうちに法華経寺の山門(仁王門)の前に辿り着く。鎌倉時代に創建されて800年以上にもある歴史の古い寺だけあって、入口からかなりゴツい。

山門横にも南無妙法蓮華経の題目が金文字で掘られた石碑が建つ。

巨大な山門をくぐる。
市川市の中でもこの界隈の事を指して「千葉の鎌倉」と呼ばれるだけの事はある、立派な寺だと実感できる。

山門をくぐってからもまだまだ参道が続く。普段は参拝者もまばらで混雑とは無縁の場所だが、毎年2月の節分に行われる豆まきでは相撲界と芸能界から有名人が集まって、近所の老人やミーハーなババアが集って大騒ぎになることもある。
日蓮大聖人の他、鬼子母神が祀られている事もあって、「鬼は外」というのが禁句になっているのが特徴。

参道両側にも法華経寺に附属する小さな寺がいくつか並んでいる。

日露戦争の戦没者を祀る石碑も置かれているが、途中の階段も含めて老朽化が激しく何がなんだか分からない状態。

戦没忠魂碑の前の階段に立てかけられた、犬猫を捨てるなと書かれた看板。
実はこの中山法華経寺、昔から捨て猫などが非常に多く今でも野良猫がやたら住み着いている。

そういう事情もあってか、法華経寺参道では付近の商店一同で「地域猫」の活動を続けている事で知られる。野良猫が無為に繁殖しないように避妊手術を施した上で地域で可愛がりましょうという運動だ。

猫のエサ代や避妊手術費用なども結構バカにならないので、こうして募金箱を設置しているわけである。

確かに法華経寺の境内を見渡すとあちこちに猫の姿を見かける。避妊手術を施すと猫はかなり大人しくなってしまうのだが、法華経寺の地域猫もどこか動きが緩慢で、見ているだけで平和そのものだ。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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