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【さいたま市】埼玉ナンバーワンの大都会「大宮駅東口」の垢抜けない昭和な街並み(2009年)

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埼玉県最大の繁華街・大宮駅においてもっぱら発展しているのが東口一帯の商店街群である。東京都心からは片道30分以上の通勤ルートであるにも関わらずベッドタウンとして急成長した大宮の街。毎日多くの人通りがあり活気に満ちている。

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大宮駅東口の「一番街」はどこか懐かしさを残した、ふた昔くらい前のアーケード街が今でも現役になっている。

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アーケード街の中に入っても昭和テイストが色濃い一番街だが、至る所に大宮アルディージャの旗が掛かっていてオレンジ色に占領されまくっている姿を見ることができる。サッカーで街おこしするにもいささか限度を越した感があるような。

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サッカーチームのキャラにも描かれている「リス」、なぜ大宮はリスなのかというと「こりすのトトちゃん」というマスコットキャラを前身の大宮市が市政50周年の時に記念で作った事がきっかけになっているようだ。別に野生のりすが多いとかじゃないのね。ちなみに北部の「市民の森」に行くとりす園もある。

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しかしこんなところにも「カードでお金」の店舗が何気に入っている所がさいたまクオリティ。比較的落ち着いた感じのある一番街でも百均やら金貸しの店が目立つあたり大宮界隈でも住民の貧困化が進んでいる事を示す一つの物証であろうか。

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一番街を出て付近の街頭を練り歩くとあちらこちらに姿を見せる、埼玉県警察による「警察緊急通報ボタン」の存在。もし街頭犯罪に遭ったらこのボタン一発で警察が飛んでくるというもの。池袋や歌舞伎町ならともかく地方都市の街頭でこんなものを見かけるのは大宮が初めてだ。それだけ治安が悪い事を示しているのであろうか?

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だいたいひったくりなどのくだらない街頭犯罪や「ムラムラしてやった」などと言ってくだらない猥褻事件などで捕まるどうしようもないアホが多い東西変態横綱が西の大阪、東の埼玉なんだからしょうがない。大宮周辺で捕まる変態男の事案の多さには辟易する。一体この土地にはどういう因縁があるのだろうか。

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大宮駅東口に降り立つと、地方都市を彷彿とさせる街並みの時代遅れ感の濃厚さにクラクラするばかりだが、その中でも存在感を放つのが大宮高島屋の建物だ。こちらも昭和テイスト全開な建物の造りをしており時代を感じさせる。

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その目の前には一体どこに通じているのかわからない謎の地下道の存在もある。「大門地下道」と書かれた地下へのアプローチは固く閉ざされて中には入れない。たまたま時間帯が悪かったのか、もう使われていないのかは残念ながら分からなかったが、この地下道は大宮高島屋向かいに建つ怪しげな「大一ビル」の地下部分と接続している。

そしてこの奥には放置された地下街が存在している。このビルが「大宮の九龍城」とも一部で呼ばれていることもいやがうえに興味を誘う。次回訪問時にもう少し掘り下げてみたいと思う。

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大宮駅と高島屋の間の路地にも戦後のどさくさ感を残す横丁がびっしり連なっている。駅の正面からすぐの場所であるにも関わらず人通りもまばらで場末感が立ち込める。

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こうした風景が至る所に残っているのが大宮駅東口の特徴。戦後の闇市から始まった繁華街として関東最大級と言われる街の性格からすると納得できるかも知れない。東京都心のようにデベロッパーが街をガンガンぶっ壊す事もなく、古びたままの街並みが消えずにいる。

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高島屋の裏に回るとこれまたミステリアスな一軒の廃墟がある。特徴的な玄関口は昔ながらの銭湯の玄関を思い起こさせるが建物の構造からして銭湯ではなさそうだ。一体何なんだ、これは。

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固く閉ざされた玄関は何を語る事もない。駅前の光景とは思えない廃墟建築。大宮という街が過去にどういう歴史を歩んできたのか、訪れる度に興味を増すのだ。


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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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