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観光不毛県・埼玉の星!小江戸「川越」をぶらーり 

観光不毛の海なし県、そして県民自体も目の前の東京にばかり持っていかれ見向きもされないという不遇の埼玉県にも、実は「川越」という立派な観光名所がある。江戸時代から川越藩の城下町として栄え、戦時中に被災する事もなかったため、現在でも数多く江戸時代の建築が随所に残る「小江戸」と呼ばれる観光名所を抱える街だ。

そんな川越へは池袋から東武東上線でおよそ30分少々、新宿から西武新宿線特急小江戸号で45分、大宮経由の川越線(埼京線)でも来る事ができる。

我々取材班は、よりにもよって年に一度の「川越まつり」の日にやってきたのだ。既に東武川越市駅前には人だかりが出来ている。

川越まつりの日にやってくると、川越市の中心市街地はどこも屋台だらけで物凄い状態になる。川越の市街地には東上線とJR川越線の止まる川越駅と、隣の東武東上線川越市駅、西武新宿線本川越駅の3つの駅があり、そのどれもが屋台と人混みだらけだ。

ちょっと小腹が減ったので屋台で何かを買おうと言う事になった。

色んな屋台が目白押しなのに、なぜか日本共産党の屋台でフランクフルトを買ってご満悦の東京DEEP案内取材班。サイボクハムから仕入れてます!と地味に地元ラブな共産党のおばちゃん軍団。フランクフルトは別に赤くなかったです。

ほどなく西武本川越駅前に辿り着く。ここも昼間っから物凄い人だかりだ。2日間の祭に毎年75万人もの観光客が訪れるという県内最大規模の祭礼だけのことはある(2009年からは観光客数の数え方が変更、訂正されている)

駅前の広場には早速川越まつりの目玉である山車が披露されている。市内には町会ごとに29台もの山車が置かれており、それぞれ工夫を凝らしたデザインとその豪華さが目をひく(→詳細

それぞれの山車の上の舞台では祭り囃子が鳴り響く。そこには狐に変装した踊り手が囃子の音色に合わせて舞を披露する。

山車を見るのもそこそこに、我々は川越の見所である蔵造りの街を目指すべく移動を試みるが、凄まじい数の観光客と屋台群に阻まれ身動きが取れず。

しょうがないので変な屋台でもあるかと周りを見回すと…

ありましたね…著作権が微妙な物件がw

この手の屋台で版権を取っているという話はまず聞いた事がない。

昔ならパクリキャラものはやりたい放題だったが、近年では著作権厨がうるさいからサザエボンなどの模造文化もどこかへ消えてしまった。こういうカオスっぷりも祭の屋台を見る楽しみの一つである。

やけに観光客が多いと思ったのも、2009年にNHKで放送された連ドラ「つばさ」の影響なのかと少し思った訳だが、観光客数の推移を見てもあまり関係ないようだ。

連ドラはとっくに終わったはずだが、街中至る所にヒロイン多部未華子が載った「つばさ」のポスターが貼られまくっている。

表通りの混雑を避けるように裏側の路地からやってきたら、出世稲荷神社という変わった名前の神社があった。

神社自体はさほど大きくもない、街の小さなお稲荷さんといったところだが、それよりも目を引くのが神社の入口に建つイチョウの巨木だ。

樹齢600年以上にも及ぶイチョウは高さ26.5メートル。周りに高い建物が無いから余計に目立つ。もしギンナンが取れたらどのくらい実が成るのだろうか。

ともかく川越は古い街なので、随所に歴史やレトロに趣きの深い物件に巡り会える。まだまだ街歩きは続く。

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観光不毛県・埼玉の星!小江戸「川越」をぶらーり(2009年)


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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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