本当は隣の東松山などにも行こうかと計画を建てていたものの、結局昼間っからずっと川越で過ごしていた事になる。川越まつりを見ていたからというのもあるが、街の規模や見所が思っていたよりも大きかったのだ。
日も暮れると、街の各所に置かれている山車も提灯に明かりを灯し、また別の風情が出てくる。祭はまだまだ宵の内と言わんばかりに、終わる気配を見せない。
中心市街地各所で舞台のやぐらが組まれて、どこからともなく囃子の音色が飛び交う。祭の活気はその場に居る事で初めて体感できる。
一年に一度だけ花を咲かせるかのように地元民が祭に熱を挙げる文化は、実に日本人らしい。
市内の土産物屋も、川越まつりの日が掻き入れ時とばかりに凄まじい勢いで観光客がごった返している。まあ普通過ぎてとりわけツッコミどころもないのはしょうがないんですが…
しかしそろそろ時間的にもいいだろうと帰宅のために駅に戻る途中に、飴細工の屋台の周辺に大量に人が群がっている光景を目にして、ふと足を止めた。
注文すればどんな動物でも作っちゃうよ~とご主人。
飴細工で作れる動物のリストは、作りやすい順から値段が安い。500円から1000円まで。こうした職人技が全ての商売も年々担い手が減っているようだが、街で見かける機会もこうした祭の時くらいしかないので、希少な体験だ。
それはいいんですが「ねつ造の伝統芸」って何なんだよ(笑)
捏造の意味を分かって書いているのか、それとも日本語が不自由で捏造が大好きなあの国の伝統芸なのか。
しかも屋台が並ぶその後ろにはあの国のあの某教団の施設までもが…
川越にも随分あっち方面の方が多いようですね。。。
やっとの事で西武本川越駅前まで戻ってきたものの、人だかりの混雑っぷりはさらに増している。地元のヤンキーも大勢集まってどえらい事になっているんですが、埼玉ってこんなに人が多かったっけ?
今回は川越まつりと観光地を中心に回っただけの軽い探索に留まったが、駅前の丸広百貨店の屋上がやたらレトロだったり、まだ色々と見所が多い川越の街に、近いうちにもう一度くらいは訪れたいと考えている。
ひとまず今日のところは人大杉の川越市街から退却である。